カテゴリ: NEWS
車のヘッドライト(ポリカーボネート樹脂製)が劣化する要因は、大きく分けて**「光(紫外線)」「熱」「外部からの物理・化学的刺激」**の3つに集約されます。
それぞれの症状(黄ばみ、白濁、ひび割れ)がなぜ起こるのか、そのメカニズムを整理して解説します。

① 紫外線(UV)による化学変化
最も大きな原因です。ポリカーボネート樹脂は衝撃には強いですが、紫外線には弱く、光エネルギーによって分子結合が破壊されます。
黄ばみの原因: 樹脂の分子が壊れ、酸化することで変色(黄変)します。
ハードコートの破壊: 表面には保護用の「ハードコート層」が塗られていますが、これが紫外線を浴び続けることで剥がれ、無防備になった樹脂本体がさらに劣化します。
② 熱による膨張・収縮
ヘッドライトは外部(太陽光)と内部(バルブの発光)の両面から熱を受けます。
ひび割れ(クラック)の原因: 熱による素材の膨張と、冷えた時の収縮が繰り返されることで、表面のコート層や樹脂そのものに熱疲労が蓄積し、細かい亀裂(クモの巣状のクラック)が発生します。
③ 物理的・化学的ダメージ
走行中やメンテナンス時の刺激も劣化を早めます。
白濁の原因: 走行中の砂や飛び石、洗車機による摩擦で表面に微細な傷がつきます。その傷に汚れが入り込んだり、光が乱反射したりすることで白く濁って見えます。
薬剤の影響: アルカリ性の強い洗浄剤や、成分の強いワックスなどがハードコートを傷め、劣化を加速させることがあります。
症状 主な要因 状態の解説
黄ばみ 紫外線・酸化 樹脂そのものが化学変化を起こして変色している状態。
白濁(曇り) 微細な傷・コート剥がれ 表面がザラつき、光が乱反射している状態。末期は粉を吹く。
ひび割れ 熱ストレス・経年劣化 コート層と樹脂の膨張率の差などで、限界を超えて割れた状態。
青空駐車: 常に直射日光を浴びるため、ガレージ保管に比べて数倍早く劣化します。
高輝度バルブ(HID/ハロゲン): LEDに比べて発熱量が多いため、内側からの熱ダメージが蓄積しやすくなります。
輸入車の一部: 欧州車などは、日本の強い紫外線や高温多湿な環境にハードコートの設計が合わず、細かいひび割れ(クラック)が出やすい傾向があります。
当店が数多くのご相談をお受けした結果、条件が悪ければ僅か2年少々で細かいひび割れが発生します。
初期の「黄ばみ・白濁」であれば、表面を研磨して再コーティングすることで復活させることが可能ですが、一時凌ぎであり、作業を僅か3ヶ月〜6ヶ月前後で再度黄ばんだり、白濁が再発します。
しかし、深い「ひび割れ」はレンズ表面の深い部分まで達していることが多く、簡易的な磨きやコーティング施工では対応できません。
当店では劣化の状態に合わせた的確な作業を行います。
車種やデザインによっては車体から取り外し、丁寧な再生作業により可能な限り新車時のような美しさに再生します。
再生後は現在のヘッドライト保護で**「これ以上の保護素材はない!」**と言える最強アイテム・・・「ヘッドライトプロテクションフィルム」を施工し劣化を防ぎます。


フィルム施工は車種別のヘッドライトの形状データーを元に、自社カット機材によるプレカットフィルムを使用し、データのない車種は、現車合わせで施行いたします。
**「ヘッドライトの劣化を防ぎたい」**「「劣化したヘッドライトを復活させたい!」**でお悩みの方は、ご遠慮なくお申し付けください。
