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さて、只今作業中・・・。
BMW640IグランクーペMスポーツ。登録より3年経過でお預かりです。
今回は新車時にコーティング済みとの事でしたが、リセットして欲しいとの御依頼です。
にしても・・・毎度ながら流れるような優雅な造形の上質なモデルです。
画像は研磨前のマスキング工程。
でっ、少し時間を戻して、初めの作業・・・洗浄工程では・・・。
以前施工されていた撥水系のコーティングの酸化した被膜のダメージが塗装面に影響して無ければ良いのですが・・・。
順序良く洗浄工程を進め、劣化したコーティングの剥離洗浄を行います。
・・・簡単に無くなるのね・・・。
画像では分かりにくいですが酸化劣化した染みは塗装面まで食い込んでます。
画像で見える染みなども含め研磨で処理していきます。
ホワイトカラーで良かったかも・・・黒系なら全体的に陥没痕になってるリスクもありました。
コーティングの目的は、水を弾くとか親水するとか関係なく、劣化を防ぐことなので、短時間でコーティング自体が劣化するのでは意味がありません。
一般流通製品の落とし穴かも・・・?
では、本格的な研磨工程に移ります・・・が・・・どうでも良いけど初めのコーティング際の研磨傷が・・・写らないので省略。
研摩が進むと微細な研磨目を見落とさないように照明はこんな感じで・・・
暗いと見にくいのでは???と思われるでしょうが、研摩していくと傷も無くなり艶が増してくるので、光の反射が強すぎて作業面が良く分からなくなる場合があります。
色やパネル形状によっては、この状態の方が作業面がよく見えますね。
このタイミングでいらしたお客様は、少しびっくりしますが・・・(笑)
ではオーナー様、御満足して頂ける仕上がりをお約束いたします。
今しばらくお待ちください。