カテゴリ: 拘るポイント・・・徳島市カーコーティング専門店クラフトワークスZEN
塗装を劣化させる身近な要素は汚れの固着と摩擦による傷。
その原因の最大の犯人は水染み・・・水染みはやがて塗装に食い込み浸食し塗装をぼこぼこに陥没させます。
また、ゴシゴシ擦ると全て傷となり劣化を招きます。
ここで誤解して欲しくないのが水はあくまでも水・・・それだけで塗装を劣化させません。
(加水分解と言う厄介な物はココではおいといて・・・)
問題は水と砂埃や排気ガスの残留、油分、その他付着物の成分などが雨水と混ざり合い、その後水分のみが蒸発して水に溶け出した成分が残留し染みになります。
それをきっかけにその個所の酸化や浸食が始まります。
鉄なら錆・・・食品なら腐っていく作用と同じです。
塗装面に発生した小傷や染みの程度の浅い物の大半は研摩で処理できます。
ただし、研摩にも限界があります。
限りある厚みしか無い薄膜の塗装は、度重なる研磨に対応できません。
特に新車時の強く密度の高い塗装の最上部は、時間と共に酸化劣化し、時として研磨により失われ、塗装の強度は軟弱な物に変化し、以前より傷つきやすく汚れやすく劣化しやすくなります。
それでも研磨により塗装は見た目を美しく復元できますが、それと引き換えに強度は低下します。
そのリスクを最小減に抑える研磨・・・。
そこでコーティングの出番・・・。
当店がコーティングに求めた性能は・・・
①塗装密度の向上
②塗装硬度の補強
③汚れの剥離性の高さ
となります。
なので、撥水や親水などの、水をどの様にさばくかなどは関係ありません。
当店は派手なコーティングの謳い文句こそ御座いませんが、コーティングにしかできない事もある以上、実はコーティングにも相当拘ります。
それらを理想的な方法で塗装面に定着させる(結合させる)為の作業が下地処理となります。
洗車、研摩、コーティング、メンテナンスの4つのカテゴリーが塗装にもたらす影響は、ご来店いただいたお客様には判りやすくお伝えします。
PS・・・○○さん。
私も常に勉強中です。
肝心な事は経験に頼らず知識を学び、失敗しない方法を知る事だと思います。
失敗はあえてテスト検証で実証するのが得策かと・・・。
仕事は一発勝負ですからね・・・。
久しぶりに飯でも食いたいですね。(笑)