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とある部署からお預かりのトヨタ・サイ。
202ブラックです。
世間ではプロの腕が最も試される塗装として事あるごとに引き合いに出されるカラーです。
202の研摩が難しいのは塗装のせいではなく、全てはマッチング。
何故なら塗装研磨とは結局、ポリッシャー、バフ、コンパウンドの3種による作業です。
マッチングで勝負は決まります。
無論、テクニックも、ある現象を知る理論も、塗装や研磨剤等の特性を知る事も含めた総合結果です。
簡単ではないのは今に始まったことではありません。
幾らマッチングがきまったとはいえ傷だらけの劣化した塗装研磨は最低3日はかかります。
202だから特別時間がかかると言う問題はありません。
どの色もかかる時間は同じぐらい。
いっそ欧州車の塗装の方が国産より磨きやすいのも事実。
肝心なサイですがワチャワチャです。
さぞ大げさに見えますが、これがリアルな実車の状態です。
これは傷の9割以上は車を綺麗にするための「洗車」でついた洗車傷です。
手洗いの傷、拭き傷、洗車機の傷・・・どれも綺麗にする行為でついた悲しい結果です。
色々な現場で拝見する洗車。
お客様自らの洗車なら私がどうこう言える立場ではありません。
でも、仕事として・・・ましてやコーティングとして依頼を受けたにもかかわらず、その方法では洗車傷を増やすだけ・・・なんて作業も目にします。
どうせ研磨するから・・・?あっあの場合研磨しないのか。
それはそれで大事です。
洗車は全ての基本です。
こうならない為にコーティングするのではなく、こうならない方法を当店がお伝えします。
それを御理解頂いてるお客様に当店は支えれれています。
では、完成は次回です。