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さて、本日ご紹介はタイトルにもあるコーティング面に発生した汚れに関してです。
今回ご相談は、お車をご購入の際、オプションでディーラ内製コーティングを勧められるがまま施工したお客様がご相談にいらっしゃいました。
施工後一月程度で洗車しても取れない染みに気が付き、ディーラーに相談したら、染みは保証対象外なので、費用を支払い特に染みが気になる上面を再施工しました。
そして又一月がたち同じ状況に嫌気がさし当店にご来店下さいました。
非常に残念な事ですが、今回のケースではお客様から管理やお手入れなどお伺いしましたが、全てにお客様の問題点は見当たらず、染みの大量発生の原因はコーティングが招いた結果と判断しました。
諸悪の根源の除去方法は当店のスケール分解剤で染みごとコーティングを分解除去します。
ボディーが乾いた状態で見える染み以上に気になるのは、拭き取りの際に現れる斑点状の染み。拭き取りの際に現れる染みは、今後増え続けやがて乾いた状態でも確認できる状態になれば、コーティングごと塗装面を侵食する陥没痕を作る重大な被害に繋がります。
はじめの染みの画像から・・・。
シャンプーで洗浄後、染み以外にへんてこな四角い模様が確認できます。
別アングルで・・・
この正体はコーティングの「塗りムラ」です。
正直、どうやったらココまであからさまに出来の悪い施工ムラになるのかは不明ですが、これはあまりにも酷すぎます。
次は雨染みの除去洗浄工程。
白濁した筋がスケール分解剤により分解され始めた瞬間です。
このブログをお読みくださっている皆様でも思い当たるフシがある方は、腹ただしい状態ですが、今回の状態を広く公開することをお許し下さい。
批判するつもりではなく事実をご紹介するためです。
今行われるカーコーティングの多くにこの様な作業が混在します。
作業を進めます・・・ムラだらけのコーティングがハッキリと浮かび上がってきました。このムラの発生理由は予測出来ますが、長くなるのでかいつまんで・・・
※下地がまともに出来ていない。
※施工条件が整っていない。
※施工者が素人。
※施工者に責任感がない。
※コーティングがお客様ニーズに適していない。
まだまだあるけど止めときます。
お客様のご要望はこのコーティングの除去と、当店の磨き作業及びコーティングを施工です。そして、その後の当店のサポートです。
作業は進みます。
染みもろともコーティングは取り除かれました。まだ白い箇所はこの後取り除かれます。
そして除去後、純水洗浄で洗い流して水気を拭き取った直後ですが、はじめの画像と比べると、拭き取りの際に現れる隠れ雨染みすら存在しない状態にスッキリとリセットできています。
施工後僅か3ヶ月の短期間で15万円相当のコーティングが洗い流れて消えました・・・。
コーティングが大量の雨染みを呼び寄せ、手入れ不能の染みを作り、その染みの除去方法が存在しない悲しい事実です。
残念ながら、雨が降れば乾いた後には染みができるのも避けられませんが、染みができることは車を使用する以上、大前提でなければなりません。
コーティングで重要なことはコーティングを施工した事実以上に、施工後を見据えたコーティンを含むカーケアその物の完成度の高さです。
それこそがプロの施工と言えます。
施工不良で人は死にません・・・なので医療ミスのように社会的にも裁かれることはありません。
でも車を大切に願うお客様にとっては一大事です。
目に見えなにコーティングに言葉だけの厚みや硬さもや保証も無意味です。
重要なのは施工後、長期間キレイが持続することです。
その為に当店は考え、改良し、提案し、ご提供します。
本当に意味のあるコーティングとは何か!
皆様、お住まいの地域のアフターケアの重要性を発信している施工点にご相談下さい。そこで満足と安心を手に入れることが出来ます。
今市場ではコーティング施工後の、「メンテナンス難民」が増えています。
由々しき事態です。
では、実車のご紹介は明日。