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さて、ご紹介は今より8か月前の2月登録のジムニーシエラ。
研磨下地完了。
オーナー様は新車ご購入時より現在まで頑張ってお手入れされておりました。
この度、今後の事、現状の事、などの不安をお持ちでご相談にいらしてくださいました。
何が正しいのか?
どうすれば安心できるのか?
大切にすればするほど悩みは尽きません。
お気持ちは十分わかります。
ネット情報ではスズキの塗装は弱いとか書かれてる記事を読んで不安になったりもされていました。
しかし最近ではそういった感じはしませんね。塗り肌も滑らかで、塗装の艶もありましたので見た目は綺麗な仕上がりです。
塗装ダメージは色による影響の方が重要です。
特にこの色は濃色ソリッドカラー(クリアー塗装あり)ですのでダメージを受ける確率が高いです。色だけで言えば同じメーカーの塗装でも確実にパールホワイトは同条件下でも劣化に強いです。
さらに欧州車(特にドイツ車)に比べると国産車の塗装は、平均的に柔らかく密度も低く陥没や劣化もしやすく傷もつきやすいのは事実です。
それでも問題なのはお手入れです。
今回の不安要素は、
※自分がしているお手入れは正しいのか?・・・どんどん傷が増えている現状・・・。
※この先、塗装がどのように劣化するのか?・・・すでに洗車でも取れない染みが・・・。
※何かあればどこに相談すればよいのか?・・・謎すぎる・・・。
という当たりがお客様の声でした。
正しい情報こそが不安を解消できるのですが、ご自身もそれなりに気を付けなければなりません。
簡単なところでは、
※素手でボディーをこすらない。
※乾いた状態で拭かない。
※洗車のコツを知る。
※専門職がいる行きつけ店を持つ。
これだけで揃えば十分です。
と言う事で当店で新車ご購入から約8か月でのリセットコースのご依頼です。
柔らかい塗装故、洗車傷も多く、一部陥没痕、微細なクラック痕などはすでに発生しておりました。
現在。研磨作業で極力削らず、小傷を無くし異常個所も目立ちにくく処理してます。
コーティングはスペックで選ぶ代物ではありません。
施工店にとっては施工すればお仕舞ですが、その後の多くを体験するのはお客様です。
良い体験、悪い体験も含めお客様と施工店が共有して、そのうえでアフターケアが出来ないとコーティングは無駄に終わると考えます。
神経質すぎる?
確かにそうかもしれないけど、それが仕事です。
さてオーナー様、ご説明した通りコーティングのメリットを生かす施工を行いますので楽しみにお待ちください。