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ここではガラス系コーティングのタイプについて
ご説明します。
多くのガラス系コーティングは
親水系。
撥水系と大まかに分かれます。
中間タイプの滑水系は撥水系とします。
今回は近年多く見られる撥水タイプに関してです。
撥水タイプは見た目のパフォーマスや、コーティングをした!
と言った実感が判りやすく、ユーザーからの受けも良いのですが、
メリット、デメリットもあります。
まずは撥水タイプの種類から。
ガラス層に、科学的に撥水層を結合したタイプ。
塗装保護のベースガラス層と防汚性能の高い撥水層からなるため
性能は高いが施行コストは高めで、撥水機能が低下すると
ベース層から再施工となるため、再施工時は最初の施工と同様の
費用となり、撥水層が痛むと著しく汚れ始める。
1液タイプで撥水するタイプ。
ガラス成分と撥水成分を配合した、ハイブリット型。
施行は比較的スムーズで、再施工時も、表面を軽く磨き
重ね塗りができる。
共に共通することは、撥水機能の持続は、一定の期間でしかなく
屋外保管なら、施行から時間と共に雨染みが目立ち始め
ユーザーでの除去は難しい。
撥水は消耗するため、初期のような撥水を希望するなら、再施工か
それ以外の、方法で撥水させる事となり、撥水の持続は
環境によっては数か月で効果が低下する。
その為、撥水タイプは、メンテナンス剤として、ユーザーが使いやすく
撥水成分を添加したメンテナンスコート剤により持続させ、
本来のコーティングの撥水なのか、メンテナンス剤の撥水なのかは
定かでない。
以上の結果から、撥水は後からメンテナンスで補充する事となり
元のコーティングの状態とは異なることと、
本来の目的は撥水する事よりも、防汚性の高い状態が
ベストなので、撥水や、親水は関係ないといった結論となります。
当店では、それらを考慮し、撥水でもなく、親水でもなく
防汚性と光沢の持続、塗装保護
メンテナンス性の高さから、現在の施工を行います。
通常は親水に近い滑水状態となります。
撥水がご希望の方には、別途、撥水機能を持たせた
ウオータープルーフコートを別施行もしくは、
オーナー様でも簡単に施工きるようリキッドタイプで販売しております。
使用は洗車後、水分を拭き取る前に
スプレーして拭き取るだけの簡単施工ですので
非常に簡単に作業できます。
定期的に施工すれば、撥水による水染みも気にならず
光沢と滑りのよい状態となりますので、耐スリ性も向上します。
全てはユーザー様の簡単で便利な方式なので
お勧めいたします。
カーコーティングの・・・徳島クラフトワークス・ZEN