カテゴリ: 日々の出来事
さて、コーティングは、一度の施工で何年でも
綺麗な状態ではありません。
必要な際はメンテナンスで美観再生が必要です。
通常ガラスコーティングのメンテナンスは
洗車後、鉄粉や、付着物を分解除去し
コーティング面の通常の洗車では取れない
汚れを除去します。
その際、洗車傷、洗浄で取り切れない染みや、鳥ふん後などの、
痛んだ状態は元に戻りません。
その為それ以上の工程では、研磨剤を使用した
磨き作業となります。
薄い被膜のガラスコーティングは、その時点で無くなります。
仮に厚みを持たせたとしても、研磨作業により、
被膜は薄くなり、強度や密度は低下します。
ついでに、研磨剤による目には見えなくとも
研磨傷は残りますので、表面は荒れた状態となり
汚れやすくなり、メンテナンスのサイクルは早くなります。
研磨イコール、減るという図式は避けられません。
コーティングが塗装の代わりにダメージを受ける以上
これも現実です。
では、再生とは・・・。
痛んだ被膜を削るのではなく、補充です。
洗車、分解除去後、軽く足付け磨き。
傷は残したまま、クリア樹脂塗料を塗り込み、傷も密度も戻していきます。
これにより最初のコーティングを減らすことなく
クリア樹脂塗膜で再生していきます。
本当の厚みとはこれでしょう。(笑)
仕上げはトップコートで防汚性も再生し、
この繰り返しで、美しい状態を維持していきます。
通常のコーティングにないシステムでメンテナンスします。
削るメンテナンスから補充するメンテナンスへ・・・。
コーティングのメンテナンスも・・・徳島クラフトワークス・ZEN