カテゴリ: 日々の出来事
さて、カクカクシカジカのコンテ。
まだまだ新車同様ですが、未使用車ですので
それなりの小傷有。
作業開始です。
水染みなど洗浄と共に分解除去。
この時点での洗車で見た目以外の
塗装の状態が分かります。
水のキレもはけも悪く、吸収力の高いクロスでも
なかなか拭き取れません。
塗装面の余剰分のミストやザラツキなどで
きめが荒く、水の引っ掛かりが多いため。
当然、光沢もいまいち、もや~とした状態です。
でっ、小傷と共に磨き処理で、塗装面の荒れを整え
きめ細やかで密度の整った状態にします。
その後、もう一度洗浄。
傷を埋め磨き傷を誤魔化すための成分や
油分を含まない特殊な水性コンパウンド言えど、
水と研磨粒子だけではスムーズに磨けませんので、
分散剤などの成分を添加しているため
それらを除去する目的と、磨き後の
塗装面の状態を再度確認のため洗浄は重要です。
脱脂剤などで拭き上げるだけの作業では
コンパウンドの残量成分は除去できませんし、
見た目だけの仕上がり状態の判断は曖昧です。
後のコーティングの密着に大きく影響しますので・・・。
磨きがきっちり出来ていると、水はけも非常によく
側面などは、暫くすると殆んど水分が残っていない状態となり
密度、キメの整ったベストな状態となり
光沢も当然 上がります。
全ての工程を的確に行わないと良い仕上がりにはなりません。
でも、研磨粒子で磨く以上磨き傷は
見えないだけで存在します。
それを足付けにクリア補充。
ドアバイザーは、密着剤のみで研磨処理なしで
ここまでクリア塗膜の形成で変化します。
では、明日からコーティング開始です。
・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークスZEN