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先日、メーカーさんとお話をして色々と情報交換等をさせて頂きましたお話ですが、カーケアにおいて「カーコーティング」「ペイントプロテクションフィルム」「カーラッピング」をうまく使い分けることで、ユーザー様にとって非常に心強いアイテムになるのでユーザメリットとは何かを考える必要がありますね・・・という内容でした。
それぞれの素材には別の役割があり、かいつまんで説明すると・・・
【非常に高いメンテナンス性を持つ】
日常のお手入れ(洗車)を楽に行なえ、仮にコーティング面が傷んでも、傷んだ面を研磨し、オーバーコート、もしくは再施工することでローコストで美観再生が可能。
【保護するべき素材に合わせた幅広いラインナップがある】
ボディー塗装面、未塗装樹脂パーツ、ガラス、レザー、布、ゴム、金属などの様々素材に対応できる為に、素材に見合った防汚性能がある。
【紫外線や傷を防ぎきれない】
カーコーティングの主な目的は「防汚性」となります。
様々な宣伝には「紫外線」「傷」などのトラブルからも保護する、「分厚い」とか「9Hで硬い」とかの、強靭な的な印象を与える言い回しが多く見られますが、残念がらそこは聞き流す程度で良いでしょう。
事実、カーコーティングを施した新車のヘッドライトもコーティングの保証期間中にも関わらず劣化する以上、紫外線や傷から保護するという事に関して無理がありますね。
ペイトンプロテクションフィルムとは・・・
ペイント=塗装
プロテクション=守る
と言う目的を持ったフィルムです。
平均的な厚みは一般的な名刺ぐらいの厚みかな?
プロテクションフィルムはコーティングでは防ぐ事の出来ない「紫外線からの保護」と「傷からの保護」を得意とし、柔軟性の高い素材なので車の様々な形状にも施工可能な高性能な素材です。
その特性から早かれ遅かれ必ず「黄ばみ」「白濁」「ひび割れ」「剥がれ」と言った、ヘッドライト劣化防止にはこれ以上の素材は見当たりません。
今まで保護できなかったヘッドライトもプロテクションフィルムを施工すれば安心してお乗り頂けます。
バリエーションも、艶あり透明以外にもカラータイプなどの様々なラインナップがありますのでドレスアップにも役立ちます。
日常の洗車などで発生する洗車傷程度なら時間と共に傷が無くなる自己復元機能がある。
フィルム同士を重ねて貼る事が出来ない為、極度に複雑な形状や細かな個所への施工は困難なため、仮に施工しても剥がれたり剥がれやすくなるために作業できないケースもある。
溶剤(シンナーやベンジン)等で溶ける。
アルコールやパーツクリーナーなどは問題なし。
と言ったフィルムであるが故の苦手なところがあるが、それを上回る保護性能は今後のカーケアでは必要アイテムとなります。
少なくとも当店では貼らない日が無いぐらい毎日貼っています。
赤い車を黒く変える事や、オリジナルのキャラクターやデザインパターンでのイメージチェンジも可能。
最近のレーシングカーなどの派手なデザインもラッピングフィルムの賜物です。
薄くしなやかな特性があり重ね貼りも出来る為、複雑な形状にも施工でき剥がせば元通りに戻る。
紫外線の問題から、屋外保管での使用は約3年となり、色あせや汚れにより劣化する。
それそれの素材の特徴から判断して、コーティング、プロテクションフィルム、カーラッピングのメリットを生かした施工を行う事が最も無駄のない作業なので、当店はご来店下さるお客様により良いご提案をしております。
ちなみに私のデリカD5は・・・
塗装面・・・ガラスコーティング
窓ガラス・・・ガラス撥水コーティング
室内・・・トリムコーティング
シート・・・撥水コーティング
シャーシ・・・防錆ラバー塗装
ステンレスマフラー・・・金属専用コーティング
ホイール・・・ホイールコーティング
未塗装樹脂・・・樹脂コーティング
ヘッドライト・・・プロテクションフィルム
サイドステップ・・・プロテクションフィルム
リヤバンパー上部・・・プロテクションフィルム
ピアノブラックのピラー・・・プロテクションフィルム
ルーフスポイラー・・・オリジナルデザインラッピング
を行っており、それぞれの経過観察と効果的なメンテナンス方法などをご紹介しています。