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さて、この所ヘッドライトプロテクションフィルムのご紹介が多いのですが、ヘッドライトの劣化に困ったり悩んだりしている方が多いのも事実です。
その劣化の大半が紫外線によるものなので、より確実な紫外線対策が必要です。
そんな紫外線に対して現状で最も効果的なのがプロテクションフィルム施行なのですが、実はフィルム施工にはタイトルにある「毛細管現象」が影響するので、何故施工には条件があるのかをお伝えします。
①新車もしくは新品状態である事。
②新品状態でも日常使いのお車は登録より2年以内である事。
③劣化している場合は適切なリペア直後である。
実は、我が家の中2になる娘のこの夏の自由研究が正に「毛細管現象」だったのですが、身近なところでは吸引や物理的なポンプの存在しない植物が地面から水を吸い上げる点や、タオルが水を吸い取る状態も毛細管現象によるものです。
細かな原理はさておき、水などの液体が細い管や繊維などの「僅かな通路や隙間」を伝い、下から上に、もしくは染みわたっていく状態を指します。
フィルム施工の条件で重要なのがこの「僅かな通路や隙間」です。
フィルムには接着層(糊)がヘッドライトレンズ表面に貼り付いているのですが、接着層とレンズ面の接触面に僅かでも隙間があれば、「毛細管現象」により雨などの際に水が浸入する通路になります。
それによりフィルムが浮き上がり剥がれてしまいます。
ヘッドライト表面は新品状態から徐々に表面が劣化し、微細なクラックや剥離が始まります。
目に見える段階でやっと「劣化した」と判断できますが、その手前も既に「劣化したのと同じ状態」なのです。
このクラックや剥離と言う劣化が隙間となるので水の進入路になるのです。
その為にフィルム施工には条件があるのですね。
そして劣化したヘッドライトではリペア作業から始めるのですが、リペアが悪ければ微細なクラックや剥離個所が残っています。
そしてそれはヘッドライト外周部のエッジや、凹凸のある形状なら谷の部分に残ります。
その個所はフィルム施工では非常に重要な個所です。
要はフィルムが最もしっかりと密着していなければならない個所で、密着が弱ければ剥がれやすく浮きががりやすくなります。
当店はフィルム施工の重要な下地としてのリペアを行いますので、その点をしっかりと踏まえた作業を行います。
その為、他店でのリペアの場合はフィルム施工はお断りしておりますのでご了承ください。
ちなみに最近はやりのヘッドライトスチーマを行っても1年すれば劣化状態に戻りますので、根本的な解決にはなりません。
リペアとフィルムはセットで行わないと無駄なコストになりますね。
リペア&フィルム施工プランは税込み55,000円~となります。
CX-30はフィルム施工でもう安心!
こちらのブログもご参考までにご覧ください。