カテゴリ: NEWS
さて、ご紹介はスペーシアカスタム。
今年の2月登録のお車です。
数えて7か月・・・実はルーフなどは既に深い陥没した染みが結構ありました。
幸い目立たなく処理しておりますが、登録から僅か7か月で深い陥没染みになる理由とは・・・
あくまでも想像ですが、スズキの塗装、黒、花粉、黄砂などの春先に起きるダメージの影響、単に水を弾くと言うだけの撥水状態(何で撥水しているかはともかく・・・)など決定的な事は分かりませんが、油断していると誰にでも起きるトラブルです。
例えば、新車塗装は撥水します。
それは樹脂が水を弾く特性によるものですが、撥水するけど拭き取りにくいと言う不思議な感じです。
その後、熱や紫外線などの影響で、徐々に撥水しなくなり水がへばりついたような状態になります。
この時点では目に見えないだけで微妙に塗装面が荒れ始めているので、この段階で軽く磨くと元のように健康な肌に戻ります。
しかし時間と共にまた表面が荒れ始めます。
なにも施さなければ塗装は必ず痛みます。
そうならない様に、塗装面に薄く密度の高い皮膜を形成するのがコーティングの役目で、撥水、親水に関わらず、塗装面を覆う事で塗装が受けるダメージを回避します。
それは、あくまでも表面の汚れや酸化膜によるダメージ回避の話であり、傷や花粉染みなどから完全に保護する物ではありません。
なので、肝心なのは普段の洗車です。
正しくお手入れ出来れば、コーティング車両は本当に艶やかで防汚性が高く、それが何年も持続します。
そこに大きな価値があるのですね!
幸いお預かりのお車は、他の個所は問題もなく小傷修正と艶出しのライト研磨で、コーティングは低撥水3層タイプで艶々に完成です。
喜んで頂けると幸いです。
へッドライトもプロテクションフィルムで保護。
ちなみに未だにコーティングで紫外線からも保護・・・と言う宣伝がありますが当てにしないでください。
全てにおいてヘッドライトプロテクションフィルムが優秀です。
自らが体験してますので事実ですよ。
今後はお手入れが大切です。
傷の目立ちやすい黒、ルーフに目立つ染みが出来ていたという事は、今後も同じ状態になる確率も高い・・・という事なので、お渡しする洗車キットを活用してください。
コーティングが塗装保護と防汚性の強化と言う基本を行っています。
そこに洗車ついでのナノダイヤモンドコート塗布で、表面が常に安定したベストコンディションになりますので実に心強いですよ。
洗車は随分と楽になりますので楽しんで洗ってください。
お時間等が無ければ洗車にいらして下さいね。
普段洗える環境のある方なら、月に1度は洗車して、数か月に一度もしくは「汚れが取れなくて気になる」などのトラブルの際も含め、当店のケミカル洗車にいらして下されば、手のかかるメンテナンスも必要ありませんのでお気軽にご来店ください。
この度のご依頼、誠に感謝いたします。