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車って何かにつけて汚れます。
「そもそも汚れって何だ!」って話・・・。
そして共犯者は???
屋外・・・砂埃、その他もろもろの微粒子がボディーに積もる・・・
この時点では乾いた粒子だ!
なので埃っぽいだけ。
ところがだよ・・・ここに湿気での結露や雨粒が加わるとどうなる?
親水だろうが撥水だろうが、雨水は周辺の乾いた粒子を抱き込んでとどまる・・・、粒子の成分が雨粒に溶け出す・・・大量に降れば雨の洗浄効果で何となく汚れも洗い流される・・・しかし中途半端な場合はご存知の通り!
雨水自体にもpmやら大気中のダストが混ざっている・・・
そして乾く・・・
粒子から溶けだした成分が染みとなり残る・・・
その成分には油性の物もあれば、鉱物系の物や植物油以来の物まである。
それらの汚れは時として塗装に悪影響を及ぼす存在と化す。
山道を行く・・・
時として杉などの針葉樹の枝や穂先などが落ちている・・・濡れたり湿ったりするとヤニなどの粘着性の高い成分と共に、奴らはふやけてステップなどに貼り付く。
乾く・・・
貼り付いて硬化する・・・あるあるでしょ!
要は水に溶け出した成分が固着した汚れとなる訳だ。
当たり前に考えればそうなんだけど、改めて考えると、日常で車を使っていると避ける事は出来ない。
しかし不思議な事に、水に溶けた汚れのはずなのに一度乾いて固着すると水では取れなくなる・・・ここが問題。
何やらの成分が乾燥して固着した場合、それが再び水に溶けるには初めに溶けだした何倍もの時間がかかる、もしくは溶け戻らない。
例えば砂埃に含まれる天然成分「ケイ素、鉄、マグネシウム等のミネラル」はボディーの上で固着すれば、イオンデポジットやシリカスケールと呼ばれる硬度の高い固着物と化す。
もう水には簡単に溶け込まない。
お風呂場の鏡が代表例・・・。
それらは酸性のケミカルによる化学反応で取り除くか、研磨で削り取るほかない。
なので汚れそのものが固着しずらく、もしくは固着しても取り除ける状態を作っておく必要がある。
これが「コーティング」
ただし何でも良い訳ではない。
という事でこの続きは次回です!