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先週、高速道路使って香川県に行っていたのでそこからちょうど一週間、虫が付いたまんま放置・・・。
実に良くないので、お客様は出来るだけ早急に洗ってください。
という事で今回は車全体を洗うのではなく、主に虫の被害の多いフロント周辺のみを洗うパターンでご紹介です。
コレならお客様も時間負担が少ないのでお勧めです。
実は・・・前日の雨で小さな虫や対してへばりついていなかった物は洗い流されてましたので、数的には3/1減った感じかな。普段から施工しているトップコートの効果です。
虫除去専用ケミカル、「バグズカット」を虫個所にスプレー(販売用と容器が違いますが店で余ってる容器に入れたのでお渡しする容器はこれじゃないです)・・・バグズカットが虫のタンパク質などに浸透してふやけるのを待つ!
他の個所も同様に吹き付けて約3分まってホースの水圧MAXで虫個所を洗います。
取れるやつはこの時点で流れますので、その後はシャンプーで洗います。
水をくぐらせたスポンジにダイレクトにシャンプー液を加えます。
揉みこんで泡立てます・・・写真撮りながらの片手なので上手く泡立ててませんね(笑)
あらかた取れましたが芯の強く固着した粒が残りましたので水通しして軽く絞ったマイクロファイバークロスで強く擦らない程度の加減で掻き出して除去。
それでも残った手ごわい奴は加熱処理。
ケトルで沸かした沸騰したお湯。
マイクロファイバークロスを引いてその上から熱湯をかけて蒸し焼きです。
この方法は非常に有効で、花粉や鳥フンで染みになった場合にも使えます。
染みとして強固に固着した虫の成分であるタンパク質を分解するには一番簡単な方法です。
ただし、虫の体液に含まれる「酸」で塗装が浸食されたりひび割れた場合は再生不可ですので、早期除去が何よりも重要です。
仕上げとして今回は汚れの掻き出し効果の高いトップコート「ナノダイヤモンドコート」を塗布。
その上から重ね塗りでより防汚性を高めるために「グロスレイヤーコート」を施工しました。
虫も綺麗に取れてトップコートで今後の予防・・・ツルテカになりました。
洗車前。
洗車後。
今回は虫の付着の多いフロント周辺を洗い、本体は後日洗います。
洗っても良かったのだけど、この日は少々お疲れ気味だったのと、午後から雨予報だったので次回にしました。
これからは虫被害も増えますので、厄介ですが出来るだけ早急に取り除きましょう。