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定例の経過報告です。
前回の洗車がお盆前の8月11日。
以降、何もしてません。
完全野ざらしの我が家のデリカD5。
洗わなくても良くない???ぐらい本気で綺麗。
でもそれなりの汚れの痕跡はカウルトップを見ると分かりますかね。
ここまで綺麗なのは今年の雨の傾向によるものです。
自己洗浄機能の高い当店のコーティングは、水を弾いて敵対するのではなく、いったん水を引き寄せてコーティング面に付いている乾いた汚れを再度水に受け渡して、重力に従い水が自分の重みで剥がれていく作用を利用して自然に綺麗になります。
その効果はより多くの水(雨)が降る事でより高まります。
コーティング面もガラス面も全ての個所に効果が発揮されています。
時として雨も味方なのです。
ちなみにゴムモール。
野ざらしの場合、ゴム類は早々に劣化してカビが生えたような表面の傷みや硬く硬化したり白化したりしていますが、未だに新品と変わらない状態で綺麗なままです。
1月以上洗車も無しでこの状態です。
実はここまで綺麗なのには明確な理由があります。
そもそもゴムパーツは柔らかく表面密度も低く、黒いが故に熱の影響を受けやすく、汚れたままでは汚れは水と共にゴム表面より浸透して酸化し紫外線等で更に劣化します。
その状態で放置していると始めは表面の汚れにと止まっていたものが徐々にゴム内部まで浸食し、連鎖的に周辺の健康な箇所まで劣化が伝染します。
これは有機物の劣化の理屈で、劣化を完全に止めることは出来ませんが、相当長くその先まで劣化を食い止めることは出来ます。
もとより耐候性の高いカーボンブラックとシリコンラバーの複合素材ですのでその特性を生かした保護をしてやることでこの結果となります。
日ごろのお手入れで持続させるのです。
その為にはやはり洗車。
開始。
ホースと純水ろ過機。
シャワーヘッドは愛用のTAKAGI製品。どこのホームセンターでも売っている定番品。
水圧をかけて隅間の汚れを叩き出します。
そして、いつも通りにシャンプー洗浄。
非常に表面状態は良かったのでスケールリムバーも不要。
グロスレイヤーコートの効果は相当な物。
という事で今回もいきなりNO.9「グロスレイヤーコト」で仕上げ。
ワイパーアームも未だに新品同様。
フロントガラスとカウルトップの際も新車同様のコンディション。
安定のヘッドライトコンディション。
プロテクションフィルムの恩恵は素晴らしい。
本体の洗車完了時間。8時スタートの1時間で完了。
本体が終われば余ったシャンプー液を使い足回りの洗浄。
スポンジは使い古したものを専用にしています。
使い古しは黄色いと言うよりも茶色い???酸化等により2年も使えば初めは白いスポンジもこうなります。(笑)
ホイールも綺麗に完了。
作業時間は20分ぐらいかな。
後はクロスを変えて室内もグロスレイヤーコートで仕上げ。
今回の洗車用具
※ホース
※純水ろ過機
※スポンジ
※シャンプー
※クロス
※グロスレイヤーコート
※電動ブロアー
娘のクロスバイクも綺麗に洗いグロスレイヤーコートで仕上げ。
家でも学校でも完全車庫保管なので最高のコンディションです。
羨ましい・・・。
汚れは表面にとどまる事で、それが劣化の始まりとなり時間と共に浸食していきます。
コーティングがそれらの素材への侵入を防ぎ、表面密度と強度を増すことで素材だけの耐候性以上の耐候性をもたらせます。
更にその表面をナノダイヤモンドコートやグロスレイヤーコートで覆う事で、より一層の防汚性が簡単に再現できる為に、なんの苦も無く綺麗な状態が持続します。
水そのものは大して悪さしません。
しかし弾いて敵対すると水と共にそれ以外の汚れの要素が悪さをし始めます。
本来、水は味方であり仲間ですので仲良くなじむのが良いですね。
水の恩恵を受けると言うのは水を弾く事では無いのですね。