カテゴリ: 雨染みについて・・・徳島市カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン
ご相談を頂く内容で圧倒的に多いのが「水染み」についてです。
「雨染み」=「酸性染み」・・・リング状の染みで洗車しても取れない汚れ。
大気中の排気ガスなどの浮遊物(NOX、CO、PM他)が雨に混ざり降ってきたいわゆる酸性雨。
最も問題なのが酸性雨により石油由来の塗膜が侵食され引き起こされるエッチング(陥没したクレーター状の劣化)を引き起こし深刻なダメージを引き起こす。
特に気温が上がる夏場に起こりやすくなる。
非常に残念ですが、染みのご相談をいただいた時点で綺麗にするには「研磨」一択であり、仮にコーティングをしている場合は再施行となります。
とても言いづらいのですがディーラー内製のコーティングで多く見られる劣化で、大半が納車から半年以内に多かれ少なかれ発止します。
と言うのも、ディーラーでは圧倒的な台数を捌く必要があり、一人前になるのに時間とコストのかかる職人を多く雇うと人件費の問題もさることながら、専門職の人材そのものが確保できないために、マニュアルに従い誰でも施工出来るコーティングの仕様でなければならず、コーティング自体も扱いやすく簡易的なものを使用するのが現状。
いわゆる市販品よりも長持ちする撥水剤といった内容で酸化しやすく侵食を受けやすい製品が結果として多い。
酸性雨による侵食を受けやすいコーティングなら尚更洗車が重要です。
2ヶ月以上サボると条件が悪ければ一発アウトになります。
とは言えそんなことを初めから知るはずもなく染みが取れなくなりその時点でネットで調べて情報を得るケースが多く、お客様からすれば辛い現実ですね。
購入してわずか半年で、新車とは言い難い状態でこの先の乗る気も失せますね。
特に濃色車はね・・・
ネットで調べて初めて当店のこのブログをお読み頂いた時点では多分時既に遅しですが、ダメージが浅い段階でなら費用はかかりますが最小限の研磨量で新車に戻りますのでご安心ください。
何事も「洗車」が大切なのと洗車も王道の理屈があるので世に氾濫するざんざんな情報から精度の高い情報を得るには疑うことと「汚れとは何か」を知ることです。
とにかく、当店のブログの「カテゴリー」→「洗車」の順で選べば過去から現在まで結構な量の理にかなった情報が得られますので根気よくご覧ください。
誰かのコーティングしたての綺麗な状態を見ても本当に必要な情報では無いはず・・・
では、お付き合いくださり感謝いたします。