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気温が上がり、
日差しが強くなるこれからの季節。
実はこの時期、
車の塗装にとって非常に過酷な
環境になります。

というイメージは多いですが、
実はもう一つ見落とされがちな
重大要因があります。
それが熱による「温度上昇」です。
直射日光を受けたボディは、
黒系の車であれば70℃前後、
明るい色でも50〜60℃程度
まで上昇することがあります。
つまり塗装は、日常的に高温状態に
さらされているということです。
車の塗装は、樹脂(ポリマー)でできた膜です。
この樹脂は本来、しなやかで外部からのダメージを
吸収する役割を持っています。
熱によって起きている変化として
温度が上がると、塗装内部では
次のような変化が起きています。
まず、熱によって樹脂の分子の動きが活発になります。
それにより、本来しっかり結びついている
分子同士の結合がわずかに緩みます。
そして、昼の高温と夜の低温を繰り返すことで、
完全には元に戻らない微細な歪みが蓄積していきます。
この状態が続くと、塗装には次のような変化が現れます。
まず、塗膜の柔軟性が低下します。
本来しなやかだった塗装が、徐々に硬くもろい状態へと
変化していきます。
その結果、表面がボソボソとした荒れを引き起こしたり、
針でついたような微細なピンホールができたりもします。
さらに、表面の状態が悪化することで
汚れも固着しやすくなります。

熱だけでも劣化は進みますが、
他の要因と重なることでダメージは一気に加速します。
紫外線と重なると、劣化した樹脂がさらに
分解されやすくなります。
さらに水分と重なると、シミや浸食の原因になります。
汚れと重なると、ミネラルや酸化物などが焼き付いて
除去が困難になります。
このような現象を一言で表すと、塗装は焼けているのではなく、
日々の熱によって「疲労している」状態です。
この疲労は目に見えないレベルで進行し、
気づいた時にはツヤや透明感の低下として現れます。
塗装を守るためには、熱ダメージが起きる前提でのケアが重要になります。
・汚れを溜めないことは、
焼き付きを防ぐうえで非常に重要です。
・水分を残さないことで、
シミのリスクを減らすことができます。
・定期的なリセットによって、
ダメージの蓄積を防ぐことができます。
熱は塗装をゆっくりと劣化させる
大きな要因のひとつです。
そしてその影響は、日々の積み重ねによって
確実に進行します。
見た目に変化が現れる前から、塗装内は
劣化は始まっています。
当店では、コーティング施工だけでなく
その後の洗車やメンテナンスまで含めて、
塗装を守るためのご提案を行っています。
現在の塗装状態に不安がある方や、
正しいケア方法を知りたい方は、ぜひ一度ご相談ください。
では次回は紫外線と他の劣化要因のお話です。
徳島カーコーティングと純水洗車の専門店
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