カテゴリ: 研磨
今日、連絡があった仲間内の塗装職人!
向上心も突き詰める努力や、分析する力もあります。
3K仕事の代表格である板金塗装に従事ている
若い職人。
塗装業界にも未来がある!
塗装の基本は、良い下地、良い密着
欲張らず時間をおいて丁寧に塗布する事。
一度で多くの塗膜を塗ると、乾燥不良や垂れ、
必要以上のゴミ噛み、弾き、肌狂い・・・いい事なし。
コーティングも同じで、密着成分、清浄成分に乏しい
液剤を分厚く塗っても硬化不良や密度不足で
脆いコーティングとなり、白濁します。
塗装も同じで、その様な作業では、納車後数か月すれば
悪い意味の結果が出ますね。
だから、丁寧に塗って優しく磨くです!
主剤、硬化剤の化学変化の構造を理解しないと
研摩の一方向に強く加わる加圧では
塗膜構造が歪みます。
熱も塗膜膨張につながり、3次元構造が
完全状態前の研磨なら、なおさら塗装を
弱くさせ、後の磨き戻りに繋がり、
艶引きや塗膜荒れの原因となり防汚性すらなくなります。
速さも大切ですが、瞬時に傷を消し
光沢を生むまやかしでは技術は伸びません。
さて、塗装後の肌調整ではシングルアクションが
メインなのは業界の通例・・・。
そこをあえてデュアルアクションで攻めるなら
研摩の手法は同じようにはいきません。
今日お話しした通り、あるポイントをしっかり把握して
理屈に従い研磨すればしっかり仕上がります。
手の感覚と同じです。
そこに回転が加わればどうコントロールするか?
回転方向に対しどの角度でどのポイントを加圧するかで
研磨特性も見出せます。
パネル形状、塗膜状態、それに適したマッチング。
そこも重要ですが今の商材なら問題ないでしょう。
機械のパワーや高回転に頼らなくても十分ですよ。
近いうちに一緒に磨きましょう。(笑)
一般の方すみません。
意味の分からないログでした。