徳島の板金塗装 CRAFT WORKS ZEN〈クラフトワークス ゼン〉

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塗装について・・・徳島市カーコーティング専門店クラフトワークスZEN(2016.12.16)

カテゴリ: NEWS

レストアコースやリセットコースでのお預かり時、「ここは再塗装しています」とか、「バンパーなど再塗装もしてほしい」と御依頼を受け、お客様によっては塗装の何がどうなっているのか教えてほしい・・・

 

場合によっては、塗装を研磨するとはどういった内容なのかなど、質問を受けます。

 

でっ、このへんてこなイラスト。

3種類の塗装の違いをお客様に説明する際の図解です。

 

①先ずはラッカー塗装(缶スプレーなど)

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塗布後、溶剤、樹脂、顔料の入り交ざった状態から、溶剤(シンナー等)のみが揮発して残った樹脂と顔料が塗膜を形成します。

正し、あくまでも溶剤が抜け乾いただけなので、もう一度シンナーを加えると溶けます。

 

 

②メーカー塗装(熱重合型)

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塗布後、高温の風と熱による焼付(100度から200度程度)により塗膜となる成分が化学反応により結合します。

熱による反応が開始されると今までバラバラだった樹脂が連結された網の目構造になり強靭な塗膜を形成し、シンナーなどでは簡単に溶け出さない耐性になります。

 

 

③補修塗装(2液重合型)

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塗布後、徐々に溶剤が揮発し樹脂と硬化剤の化学反応が始まり、常温でも反応は進むが、熱を加える事で(40度から80度程度)より素早く反応が進み、最終的には樹脂と硬化剤の化学反応により連結された網の目構造に変化し、メーカー塗装と同じ構造になり耐性の高い塗膜を形成します。

 

 

これが液体の塗料が固体の塗膜に変化する、とても簡略化した説明です。

 

 

このことからメーカー塗膜と板金塗装後の塗膜との構造的な違いは無いとお考えください。

 

正し・・・塗膜特性は同じように見えても反応方式が異なり、メーカー塗装は高温の熱処理をしない限り固まる事は無く、逆に補修塗膜では熱処理も無くても時間と共に硬化します。

 

その違いは、電装部品や熱の影響を受けると変形するプラッチック素材などが組み込まれる前の製造ラインでの塗装では、高熱による短時間の処理が行え生産効率が上がります。

 

その逆、補修塗装では様々な素材や部品がすでに組み込まれた状態なので、様々な素材に影響のない低温での乾燥しか行えません。

 

そう言った違いこそあれ現状では補修塗膜の性能もメーカー塗装並みに優れているので大きな差は出ません。

 

 

そういった意味では、再塗装個所に関しても安心して頂ければと思います。

 

 

さらに塗料には高機能添加剤として、紫外線の影響による劣化を抑制する添加剤や、色彩や発色を豊かにしたり、色むらを抑制し均一な仕上がりにするレベリング剤の他、様々な機能性添加剤などが配合され、屋外使用でも通常のお手入れを行えば、10年以上も性能を維持できる高性能な防汚皮膜が自動車塗装となります。

 

それを保護する物がカーコーティングであり、その後の美しさを持続させるのがメンテナンスとなります。

 

簡単に説明したので、自分でも突っ込みどころ満載ですが参考になれば幸いです。(笑)

 

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