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さて、気温も下がるこの時期はバッテリー関係の御相談も多々・・・。
今回も常連様のお嬢様のお車のアイドリングストップランプが点灯と言うご連絡。
コーティングもさせて頂いてる娘さんのダイハツコンテ。
アイドリングストップランプが点滅する条件。
「始動時最低電圧7V以下」
「クランキング時始動電圧8.5V以下」
の状態が連続して2回以上起こると異常信号としてメータのランプが点滅します。
でっ点滅したので不安になりご相談で診断。
スキャンツールで確認・・・「始動時電圧低下あり」ついでに他に異常信号が無いかチェック。
バッテリーテスト・・・弱ってるな・・・バックアップ電源をセット・・・でっ交換・・・OK。
ちなみに交換後もアイドリングストップランプは点滅してますので、ECU-BとBACKUPフューズを抜いて1分ほど放置・・・消去。
今どきの車はバッテリー上がり時に、昔みたいに教護車でケーブルを接続して始動したくても、セルを回さないように一部の車種ではECUがロックをかけたり、パワースライドやパワーウインドのオート機能、ステアリングセンター中立点、バックガイドモニターや色々とECUに書き込まれた学習機能がリセットされて不具合が出たりする等の問題から、初期設定が必要となり良くも悪くも電子制御の塊が今の車と言う事です。
当店のディテーリング作業では、ドア開放時間などが頻繁にあるため、バッテリーの放電や電圧低下も懸念され、バッテリー監視機能の敏感な今の車では、作業後のバッテリー再充電も必要な場合もあり、マイコン制御の充電器や、テスター、チェッカーはコーティング屋にも必要な機材かもしれませんね・・・それと最低限の電子制御や整備の知識も必要です。
ちなみにバッテリー端子のマイナス側に付いてるセンサーでバッテリーを監視してます。
良く出来てます・・・。
バッテリー交換は3年をめどに行ってください。