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ついに来た・・・。
これぞプレミアム。
オーテック社製、マーチボレロA30。
初期洗浄中のワンショット。
どしたん?と言いたくなるブリブリのフェンダー・・・たまらんわ~・・・。
名工によるハンドビルドの僅か30台のみ製作の特別な車体。
厳密には32台かな?
ユーザーの手元にわたるのが30台です。
納車が少しずつ始まりその貴重な一台が入庫。
他県オーナー様からの御依頼です。
詳しくはこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=3_dP1d7usnE
この車体を製作した方々、そしてオーナー様に敬意をこめて満を持して作業を行います。
何せボディーワークから何から何までハンドメイドによる製作なので何かと見て楽しい。
驚いたのが、フェンダー加工の素晴らしさ・・・。
フェンダー裏面からマーチのノーマルフェンダーをカットし、新たにオリジナルフェンダーを接合して、歪も無く見事に製作されてます。
オリジナルに制作されたパネルはボレロの純正車体色に合わせて手塗りですかね。
ノーマルフェンダーとの接合部の表面は当然ながらも裏面の処理も逸品。
見ちゃった・・・(喜)
流石の鋼板接合技術です。
日産純正オリジナル外板パネルは、ボンネット、ルーフ、フロントドア左右、サイドシル、インナーのモノコック、リヤゲート・・・かな?実際は何処まで手が加わっているかは分かりませんが、細部まで手を加えてますね。
それでいて切った張った感は全くないのが凄いです・・・。
前後バンパーもFRPとかではなく、強化樹脂・・・型からの製作かな?
当然ですが、利益は全く出てないでしょうね・・・。
自社のプライドとユーザーへの感謝を込めた特別な車であることは作り込みを見れば分かる。
ライン生産ではなく、人の手による制作の為コストや時間は相当な物。
では、最終仕上げは当店で完膚なきまで仕上げます。
初期洗浄・・・弾くね・・・ケミカル洗浄・・・純水による脱脂洗浄・・・。
仕上のシャンプー洗浄。
コンディションチェック。
マスキング&研摩セッティング。
匠のエンジンも粉まみれにできないしね・・・。
研摩工程・・・本格的な下地作業開始。
パネルによって研磨特性が変わる・・・当然か・・・理由は別の機会に・・・。
ここからが当店の仕上げ技術を堪能して頂く番です。
ドアパネル・・・傷・・・全パネル傷多い・・・
塗装後の修正のペーパー痕・・・再塗装個所にちらほら・・・。
修正前・・・脱脂洗浄後・・・出てくるね・・・。
研摩修正後・・・。
随分と粉まみれですが、本当の研磨を行えば当然。
でもほとんど削ってません。
必要最低範囲のみ・・・研磨粒子を微細な粉に換える事で生まれるキメと光沢の向上。
明日の最終仕上げで更にコクのある深い艶に変わります・・・粒子は最後まで使い切る!
そこからはコーティング前の最終洗浄・・・プライマー処理・・・どうなるのかは明日。
カーディテイリングとコーティングの専門店クラフトワークスZEN