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さて、お世辞にも良いとは言えない状態からお預かりのアウディーA3もお返しが終わりました。
結果よければすべてよし!
傷も非常に多く、塗装荒れも含め細部まで手を加えつつ仕上げております。
昔あからある研磨法方・・・。
初めの傷を初期研磨として荒く削る。
そして徐々に粒子の小さな研磨剤に変え、ポリッシャーやバフも研磨力のない物に持ち替え作業を進め、何工程で仕上がるのかは定かではありませんが、そのうち仕上がります。
問題は、初めの研磨以降はもともと存在しない傷の処理・・・悪循環・・・。
言い換えれば作業者が付けた研磨傷を何工程もかけて後始末しているのです。
むしろ塗装にとっては痛む原因。
この方法の最大の問題は、必要以上に塗装を削る事・・・。
それで本当に綺麗に仕上がっていればいいのですが・・・。(笑)
当店は、この様な無駄に塗装を削る作業は致しません。
1工程で基本となる研磨は終了します。
最終仕上げは誤魔化しの無い無垢な塗装の仕上がりを・・・。
過去からの蓄積と、研摩の限界・・・そこから更に踏み込んだ世界・・・。
さて研磨の後は粉まみれ・・・最終洗浄。
良い具合に仕上がると、水はするりと滑って少しほっとけば水は切れてなくなります。
ココからプライマー処理・・・キュっした塗装面に・・・。
その上で研磨により低下した密度や強度はコーティングで補っていきます。
難しいですね・・・お客様にとって何を御依頼の判断基準にすればいいのか?
当店のようにコーティング以外の事ばかり説明しているお店はあまりないと思います。
そもそもコーティングに関しては良い物であることが当たり前なので今更かな?
さて、これからの時期は花粉や黄砂もやってきます。
普段からのこまめな洗車は大切ですので、お困りの際は洗車だけでも結構なのでお申し付けください。
では、春のドライブを御満喫ください。
意外と少ないミドルサイズのセダン・・・A3が人気の訳はそこもあるかな?