カテゴリ: NEWS
今やコーティングと言えばガラスコーティング。
その最大の欠点はズバリ「染みになりやすい」。
ガラス質を無機質と言いますが、染みの原因となる汚れ(イオンデポジットやシリカスケール)も無機性質なので同族同士仲良く結合し、非常に厄介な染みとなります。
プロが取り扱うガラスコーティングでも例外はありません。
これは綺麗を求めるお客様にとっては大問題です。
にも関わらず、ガラスコーティングが主流なのは、ガラスコーティングならではの安定した耐久性が事実だからであり、そこで予め染みの固着を防ぐために、最近のコーティングの大半が、トップコートと呼ばれる防汚層を持ちます。
塗装保護をガラスコーティングが行い、汚れを防ぐ機能をトップコートが行います。
一概にガラスコーティングだけが優れている訳ではないのですが、平均すると優れていると言ったところです。
汚れの固着を防ぐとはいえ、最も表面に構成されるトップコートは、汚れや摩擦によるダメージを常に受ける事となります。トップコートが機能を失うと汚れや染みの固着が進行し、やがてコーティングや塗装自体にダメージを与えます。
予防ケアとはトップコートを如何に安定した状態で保つかということです。
※汚れを定期的に取り除く・・・いわゆる洗車。
※弱ってきたトップコートを補充する。
これを簡単にユーザー様ご自身で行えるようにしているのが当店のコーティングとなります。それでもご自身でお手入れが出来ない方もおられますので、それらも踏まえ当店でケアしております。
傷んだものを手直しするより、傷む前に予防ケアする方が遥かに楽ですので、洗車とトップコート補充は基本作業ですね。
白濁した物は酸化した汚れが専用の洗浄剤で分解除去されている風景です。
コレでスッキリ!
ケアの基本は先ずは現状の何らかの汚れを取り除くことです。そして防汚性をもたらすトップコートを塗ればバッチリです。
皆様のご参考になれば幸いです。