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ご紹介はマツダCX-5。
常連様のお乗り換えでお預かりです。
ちなみに以前はCX-5のソウルレッドの初期型。
以前のモデルも実に綺麗にお乗り下さいまして、今回も綺麗にお乗り頂く手始めの作業としてコーティングです。
本体、無塗装樹脂箇所、窓ガラス全面撥水とオーダーいただきました。
マツダのパールは艶がかなり沈んでおり、艶の無さから「どうにかならんか?」と販売店に相談されるケースも耳にします。
艶に関しては当店でも相談頂くし気になる点でもあります。
という事で目の肥えた常連様ですので、スカッと艶状態に仕上げます。今回は中古車ですので研磨は必須です。
研磨の後は粉まみれ!
パールなので見えにくいですが全体的にはマツダ特有の艶の濁りと小傷で白ボケてます。
研磨後。
作業は進み、細部まで丁寧に磨いて脱脂洗浄、エアーブロー、マスキング、ベースコートまで終了。
実は・・・研磨は、経験と共に機材もろもろの実車マッチングを決めますので、とてもスムーズに進行しますが、このマッチングに大きなポイントがあります。
例えば、トヨタ202ブラックを当店の検査用照明では、自分の実力やマッチングの細かな点まで丸裸になります。もはや逃げ場もありません。
何故か?納車も同じ照明下で行いますので誤魔化しは全く通用しません。
作業は進み、仕上がるにつれ照明の照り返しが凄いことになりますが、照明のセッティングを変えることで更に踏み込んだ領域での仕上がりとなります。ココでマッチングの非常にシビアなデーターが生まれ、更に改良されていきます。
この様な基本を学ぶことで、パールホワイトと言う施工ムラも研磨ミスも気づかない落とし穴だらけのカラーも繊細に仕上げることが出来きます。
言い換えれば、黒がまともに仕上がらないのではパールは悲惨な仕上がりは確実です。
明日は完成のご紹介です。