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コンパクトハッチの人気モデル。
トゥインゴGT完成。
乗ると面白さがにじみ出てくる車です。
ハイパワー化の時代、実際にその有り余るパーワーは何処に向かうのか謎の部分もあるけど、パワーも車を語る上で十分に必要な要素。
最近は電子制御と相まって500馬力も街乗りできる賢い制御システム。
とはいえ、トゥインゴは100馬力そこそこ。お世辞にも早く感じるスペックではない。
なのに楽しいのはなぜ?
リアエンジン、リヤ駆動のバランス?
シャーシ、諸々のセッティング?
答えはクルマづくりの本質にある気がします。
数値もさることながら、楽しさと軽やかさ、素直に反応するハンドリング、足回りのセッティング、アイポイント、ロール制御、どれもダイレクトに感覚に訴える・・・いわゆる直感的に伝わる要素がほんとうの意味で重要かもね?
今時分、スペック(数値上の)重視の時代に、フィーリングで楽しめるって付加価値高いと思う。
だってフィアット500のツインエアーなんて、早いか遅いかで言うと遅いよ。
でもあのエンジンと、あの癖のあるATミッションをうまく使うとメチャクチャ楽しい。
高速は別のお話ですけど・・・(笑)
そんなラテンの車は凄くいいと思う。
その上、トゥインゴは5ドアでシートポジションも高めで乗り降りしやすく、使い勝手も良い。意外なほど室内が広くリヤシートの足元も広いので、スライドドアにこだわらなければファミリーユースでも問題なし。
トランクも十分なスペース。
燃費も実際のユーザー様情報では17前後。ただしハイオク。
十分でしょ!
でも・・・まさかのヘッドライトはハロゲン。
LEDとは言いません・・・でもHIDは欲しかった・・・。
車を移動手段として割り切るか、相棒として楽しむかは個人の自由。
全部賄えないけどトーラルバランスでは三ツ星です。
室内もローコストだけど、何処か北欧家具のイケアっぽくお洒落でカジュアル。
ローコスト=安っぽいではないのが味噌。
車って色んな要素とニーズが合致して満足できるけど、スペック重視だと僅かなポイントでがっかりしたり、高い買い物だけに細かくなりすぎて楽しくなくなるケースもしばしば・・・。
要するにバランスですね。
後は純粋に好み!
でなければ大事にしないでしょ!
では年末年始と慌ただしいですが新車です。
ワクワクしますね。
少し緊張して、少しずつ分かってきて、そのときには家族のような、ペットのような存在になると思います。
楽しんで下さい。
その後は丸投げOKです。(笑)