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ベントレーも順調に工程を重ね研磨の後は最終洗浄。
温水は汚れには有効です。
状態に合わせ湯温を変えながら洗浄していきます。
水圧も適正な圧があり、ノズル形状や噴射パターンと合わせ隅々の汚れを叩き出し、洗浄時の傷のダメージを無くします。
更に純水を使用することで、ケミカルの反応も最大限に生かせるし、余計なイオン分の残留もないスッキリとした仕上がりはコーティング前工程としては重要な役割を果たします。
洗車後は全開放の水切りエアーブローでヒンジも開口部も綺麗に仕上げます。
すべてのドアを開放した上での作業動線が重要ですのでスペースは贅沢に使用します。
照明の当て方や角度も自由性が高く死角がなくなりますね!
この仕事は塗装面の仕上げもさることながら細部の仕上げも印象に大差をつけます。
初期洗浄で細部まで詰まった汚れやくすみを除去します。その後研磨で仕上げると、どうしても隅々に研磨剤が入り込んでいたり、粉が飛散したりします。
これは洗浄前のボンネツト裏の水シミ・・・
いわゆる水に含まれるミネラルの残留です。
もちろん予め養生もしますが、仕上げとは地道な工程を重ねて作り上げるものです。
こんな所にも汚れは詰まっています。
私は以前は細い樹脂の棒を平たく細く削った物を使用していましたが、水に浸けて湿らせた竹串を気に入った形状に先端を削ってほぐした状態で使っています。
適度なしなりとソフトな当たりと掻き出し効果とが良い感じです(笑)
リヤバンパーとリヤフェンダーの合わせ箇所・・・。
これでOK。
自己満足かもしれませんがとても綺麗です。
喜んでいただければ幸いです。