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さて、お預かりのヴォクシーも完成です。
作業手順はケミカル洗浄の後、ポリッシングによる密着下地作業、コーティング加工となります。
お客様からのご質問で「綺麗な新車を磨くわけは?」と言われることもあります。
当たり前に考えるとそりゃそうだ。
下地作りには2種類の研磨と2つの目的があります。
すでに傷んだ塗装面を削る「研磨下地」・・・
新車塗装の表面のキメを整える「ツヤ出し下地」となります。
そこで今回の「ツヤ出し下地」に関してですが、新車時の塗装面にはキレイに見えて無数の塗装粒子の余剰分とでも言える粒状感があります。
メーカーや車種により差がありますが、それらは大げさに言えば「すりガラス」のように無数の凹凸により平滑性を邪魔し艶を鈍らせています。
それらを取り除くことで新車のツヤを向上させ、より見た目の華やかな仕上がりに変えます。
「このツヤ出しが目的の一つ」
同時にコーティングの密着を強靭にするための「プライマー」と言う塗装とコーティングを結びつける下地を施工するのがもう一つの目的です。
なんだかんだ行っても樹脂である塗装に、ガラス骨格を持つ無機質のコーティングの密着は乏しいのが実情です。
さらにキレイに見える塗装面にも存在する「密着」という目に見えない結合を阻害する要素をしっかりと取り除くことが重要です。
「プライマー」の役目は相反する性質の間を取り持つ重要な存在です。
何事も下地は重要ですね。
そしてコーティング役割の大きなポイントである「高密度化」と「防汚性の強化」により最高の状態を持続させることが出来ます。
そしてこの先は「洗車」がメンテナンスの基本となります。
「メンテナンスフリー」という現実離れしたコーティングは当店にはございませんが、簡単かつ満足度の高い洗車がおなえる質に仕上げております。
ではオーナー様、付属のアップグレード洗車キットをご利用下さい。
付属内容
※マイクロファイバークロス大
※マイクロファイバークロス小2枚
※クロスカットスポンジ小
※クリアシャンプー小
※ナノダイヤモンドコート小
パールホワイトでもその差はわかります。
洗車後少し離れて斜めから見ると表面のなんとも言えない透明感あるツヤはたまりませんよ。
洗車も楽しんで下さい。
ついでに・・・あくまでもファミリーカーです。あまり車高は下げないでね(笑)
面白い記事を見つけましたので参考までに・・・
https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20190430-10406039-carview/?ts=1