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さて、ご紹介は定期メンテナンスのお車。
先ずはアウディーQ7の完了後。
では、作業前・・・オーナー様が気にしていたのは雨染み。
黒系のお車で油断してたら染みも取れなくなりますね。
お預かり時、部分的に作業を行い仕上がりをご確認いただいて安心して頂きました。
下洗いは虫取りケミカル、「バグズカット」をスプレーしミニクロスで優しく除去。
参考までに部分処理。
温純水高圧洗浄後は「クリアーシャンプー」での初期洗浄。
一度水気を拭き取り「スケールリムバー」でのイオンデポジットの除去。
※拭き取りの際にポツポツと斑の染みが浮き出てませんか?
※場合によっては乾いた状態でも白くリング状の染みができていませんか?
早期対策を行わなければ、後に取り返しのつかないダメージへと侵食していきます。
「スケールリムバー」を優しく塗り広げると直ぐに反応が始まり、塗り広げた面が白く濁り始めます。
この時にイオンデポジットの成分が「スケールリムバー」との化学反応により中和され分解していきます。
溶剤で無理やり溶かすとかの危ない作業ではないのでご安心を。
反応がなくなり透明に変化するとイオンデポジットの成分はなくなりスッキリします。
同時に表面のザラつきもなくなるので水の引っ掛かりもなく綺麗に水が履けていきます。
拭き取りの際に浮き上がる染みもありませんね。
仕上げは新陳代謝を与えるべく、あえての期間限定の入れ替え皮膜「ナノダイヤモンドコート」で全体をオーバーコートすれば艷やかで滑りのより仕上がりとなります。
同じ要領でエクストレイル。
こちらも無事仕上がり、秋口に次回定期メンテナンスのご要約を頂きました。
次回は窓ガラスを中心にリセットしますね。
皆様、コーティング以降は正しい情報とメンテナンスを行えば、常に美しい愛車で過ごせます。
コーティングの売り言葉に「メンテナンスフリー」などを耳にしますが、それはお客様には魅力的に聞こえても事実と大きく異なる代物です。
コーティングと洗車はセットでなんぼです!
お客様が悩まなくて良いノウハウをご提供するのも当店の役目ですので、何事も早めに御相談下さい。
劣化も進行すればリカバー出来なくなるのでご注意下さい。
でっ、今日はもう一つ。
色々と問題を抱えたゼロクラウンです。
問題の詳細は今後の作業進行でご案内するとして、今回はヘッドライトの劣化。
今更ですが、これはどこにでもある当たり前の傷んだヘッドライト。
非常に残念な見た目ですね。
もはや現代病と言えるレベルの多くの方がご経験している劣化の代表格です。
劣化深度はハードコート層なのか、ポリカーボネイト層まで及んでいるかを見極めながら作業を進めます。
初期研磨
研磨下地完了、その後は脱脂洗浄
リペア完了
幸いにもレンズ内側の状態も我慢できるレベルで、表面に関しては新品レベルまで再生できております。
透明度、艶、防汚性も兼ね備えたリペアハードコート層を形成しております。
UVカットマテリアルを練り込んだ特殊な被膜なので、ヘッドライトレンズのリペアには最適な仕上がりとなり、多くのお客様に喜んで頂けるメニューです。
では引き続き他の箇所の作業を行います。
オーナー様、経過は改めてご報告いたしますのでしばらくお待ち下さい。