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私には未だになじめない場所があります。
ペットショップ。
特に犬猫ショップ。
その昔、物心ついた時から猫がいて、猫たちは家の外でも自由に過ごしてました。
外から帰ってくるこの手の種が毛に絡んでました(笑)
実家は、岡山市内ですがのどかな田舎で、すぐ裏には原生林・・・手つかずの山に囲まれナラやクヌギやブナなどの豊かな自然がありました。
冬は落葉し落ち葉の絨毯は、慣れないと良く滑り山歩きも注意が必要でした。
ふかふかで気持ちいいのです!
落ち葉を掘り進めるとやがて腐葉土の層になり、温かく湯気が出て、今でも覚えてる枯葉の匂いが好きでした。
猫は好きなだけ遊んで、柿が実る時期になると、長い竹の先を二股に割り、柿の枝を挟みながらねじるとポキッと折れて実の収穫をしていました。
その作業が楽しいのか、猫は柿の木に登って邪魔をして遊んでました。
やがて子を産み貰われていったり、残った子は育てて、やがて年老いてお別れの時も何度も経験しました。
私も社会に出て実家を出た時も帰省すると猫が出迎えてくれました。
当時育てた子は私を覚えて言えて、帰ると傍から離れずに、風呂も寝る時もついて回りました。
不用心ですが勝手口は旅行以外は年中空いてるし、24時間出入りできる猫の為の小さなドアも作ってあり、近所の人も代々ずっとそこで暮らしていて、リアル「サザエさん」の世界です。
だから犬猫の生態販売という仕組みに何とも言えない違和感を感じます。
あの子たちは商品・・・売れなくても大きくなるし、人がかかわった以上最後まで面倒見ないといけないのですが、売れなければ不良在庫・・・?
車の世界は、中古車などで仕入れたものの、売れなければ、価値はどんどん下がるから、見切りをつけて売り切る(時に損切り)で在庫処分して新しい車を仕入れたりします。
当店は販売メインでないのでしないけど・・・。
でも生き物も同じ・・・時に損切り・・・それでだめならどうなる?
生まれて3か月程度なら子供ですが、半年もすれば大きくなって益々売れ残る・・・。
おなじ動物を見るのでも動物園はワクワクするけど、ペットショップはハラハラします。
我が家では今、犬を飼うのかどうするのかで家族会議してます。
差し当たって、友人の紹介で秋田犬の子供が生まれたら引き取る事になってますが、縁の問題でまだ生まれてません。
命と暮らすことは覚悟もいりますからね!
あれ・・・仕事のブログでなくなったね!
ご紹介は明日です。(笑)
もう冬です。