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さて、今回は洗車後にも残留しているミネラル汚れについて。
犯人は黄砂。
無論、時期的には花粉の影響もありますが、今回私の車ではミネラルの残留があったのでご紹介します。
水はけに切れがありません。
洗車後、特にザラつきもないのですが、水はけの際に微細な水のツブツブした残留がミネラル残留の証です。この状態が長ければザラつく汚れとなります。
画像ではうまく写ってませんが非常に小さなメタリック粒子並みの小さなツブツブが存在します。
黄砂には鉄分やマグネシウムなどのミネラル成分が含まれており、それらの残留成分に水が引っかかりツブツブと存在をしらせてくれます。
水は色々な情報をくれるので理解し味方にすれば心強いです。
メタリックの粒子と相まってわかりにくいですがご勘弁を・・・
除去方法は・・・
スケールリムバーによる化学反応を利用した除去となります。
黄砂等に含まれるミネラル成分はアルカリ性を示します。
そこにスケールリムバーの酸性成分が化学反応し、コーティング面から分離され除去されます。
酸で溶かすというネガティブなお話ではありません。
そもそも何かを溶かすような危険な成分は使えまえんので・・・(笑)
余計な水気を拭き取り、堅絞りのマイクロファイバークロスに適量染み込ませ、軽く撫でるように塗り伸ばします。
反応が始まり、白く汚れが浮き上がったら更に同じことを繰り返し表面が透明になれば完了です。
汚れの度合いにより白く反応しない場合がありますが、汚れの初期段階では反応しなくても除去されていますので、濯いだ際の水の残り具合で確認してください。
再度たっぷりの水で濯げば完了。
ツブツブもなくなり水はけも健康な状態に復活。
後はナノダイヤモンドコートを塗布すればサラサラの艷やかなコンディションで防汚性抜群です・・・しかし・・・残りわずか・・・補充しとかないとね。
ついでに、プロテクションフィルムに関して。
熱の影響を受けやすいプロテクションフィルムは施工箇所次第では雨染みが目立ちます。
もともとの防汚性は高いのですが油断は大敵なので、プロテクションフィルムもナノダイヤモンドコートで防御します。
いい感じです。
撥水加工を施した窓ガラスの防汚性向上にも役立ちます。
野ざらし保管がなんぼのもんじゃい!
ラッピング箇所の防汚もバッチリ!
画像は取り忘れましたがステンレスなどの金属にも排水性の高い防汚膜を形成しますので、鏡面仕上げのマフラーなどにも塗布できます。今度ご紹介します。
言い換えると・・・布以外のあらゆる箇所に施工できます。
レザーやトリムなどの樹脂にもね!
正直言って、これほど簡単で機能性が高く仕上がりの良い素材はそうそうありませんので、当店ユーザー様からは実に高い評価を頂いてます。
市販の、レジンやシリコンオイルなどの撥水剤とは完全に別物ですよ。
さて、花粉もいっぱい飛んでます。
この時期の注意点は・・・できることなら「雨降前に洗う」です。渡り鳥も増えてきますので併せて要注意です。
何かあればご相談ください。