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さて、今回は社外部品で比較的メジャーなシリコンホースについて。
先だって自分のデリカD5のブースト圧を見たいがために今更ながらブースト系をつけようと思い、折角なので油圧計と水温計もつけることにした。
ターボ車でブーストアップもしてるからね・・・壊さない為にも圧は見たいじゃない!
取付位置は悩んだ結果ルームミラーからの吊り下げ式の3連メーター。
メーターは日本精機・・・鉄板ではあるけど安心のデフィーのリンクタイプ。メーターは車に位置決めの為に借り合わせしてるので空箱ですがご勘弁!
全ての部品はそろったものの現時点ではまだ作業はしていないのだが、水温計のセンサーをラジエターアッパーホースにセットする際、純正ホースを切って水温センサーアダプターで行くか、シリコンホースに変えてセットするかで悩み、安易にセットできるシリコンホースにした。
と言うのも、今回選んだシリコンホースは水温センサー取り出しの為の1/8プラグが初めからセットされている優れもので、センサー取り付けには大いに役に立つ。
しかしシリコンホースと言えば聞こえは良いが、シリコンホースにも欠点はある。
結論から言えば普通に乗るのなら純正ホースと純正ホースバンド(スプリングバンド)が絶対良いと思う。
純正ホースバンドはホースが痩せても痩せた分、勝手に締まるので漏れる確率がかなり低い。おまけにホース自体も一度定着するとちょっとやそっとでは抜けない。その逆にシリコンホースは純正程の定着はしないので抜き差しは凄く楽・・・(抜かないけど)、
ちなみにシリコンホースに使われるネジ式のホースバンドはホースが経年変化で痩せた際は定期的に増し締めの必要があり、オーバートルクで締めるとホース自体を割いてしまう。
なので適度に締めておいて定期的に増し締めが基本。
インタークラーのパイピングジョイントとかも同じ。
過去にシリコンホースが緩んで抜けてブーストが全くかからなくなり焦ったことがある!
そんな事もあるのでホースバンドは工具がアクセスしやすい位置にセットするのだが、レイアウトによっては下から作業で、現場での応急作業が困難なケースもある。
常から見ておけという事!
じゃっ、純正ホースバンドで締めれば???って話だけど、うまくサイズが合わなかったりホースの硬さ自体が違うので、純正ホース程締め付けれなかったりする。どちらかと言えばネジ式のホースバンドである程度の加圧をして締め付けるのがシリコンホースの正しい取り付けと言われている。
過去に試したけど純正のスプリングホースバンドでは緩かった。
シルバーのリング状のバンドがスプリングホースバンド。
黄色いアイマークは指定の合わせ位置!
そうは言ってもシリコンホースならではの純正では対応できないレイアウト変更とか、耐熱性の高さとか色々利点もあるし、純正部品では対応できない加圧領域でも安心できるのでメンテナンスを前提に使うならデザイン性も高いし使って後悔はない・・・。
たかがホース、されどホース・・・改造とは自己責任とは言ったもので、ショップに頼んでも普段のメンテは自分次第なので結果として自己責任です。
ちなみに油圧計の圧力センサーは素直にサンドイッチブロックでセットの予定。
私の場合、自分の車は全て自分で整備するし改造するので自己責任も気楽なもの!
エンジンのモニタリングだけならOBD2からマルチモニターでも繋いどけばブーストも水温も分かるのだけど・・・やはりね・・・針の追加メーターが雰囲気あるし良いよね!
何時になるやらですが、そのうち取り付けたらご紹介しますね。
と言う雑談でした(笑)
今日の酒はボウモア12年をちょっとだけ加水・・・沁みる・・・