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登録より6年4か月経過。
現状報告です。
保管状況は・・・南向き屋根なし遮蔽物無し屋外。
洗車は月に一回平均、クリアーシャンプーで洗って、ナノダイヤモンドコートで仕上げ。
塗装面のザラツキなどの状態に合わせ、必要ならスケールリムバーによるケミカル洗浄(ルーフとボンネット)・・・側面は1年に一回程度。
洗車の初めには必ず大きな砂利などを予洗いします。
この時点で汚れの度合いをチェックします。
実はこれが大切で、洗車傷を防ぐには汚れに合わせた洗車方法が必要です。
洗車中は脚立を移動させながらなので、脚立を触るて手には砂利が付いたりもします。
手もそうですが、洗車中のスポンジも砂利などが絡みこんでいないかチェックして必要に合わせて濯いだり手入れをします。
スポンジに砂利が付いたままでバケツに入れるとバケツの中に砂利が混ざり込み、それも洗車傷の要因となるので、手もスポンジも綺麗に保つのが洗車の秘訣です。
重要なのは見えていることです。
なので当店の洗車は泡ぶくで洗車面が泡で覆われて状態が分からなくなるような洗車の方法は推奨しません。
適度な泡は摩擦を減らしますが必要な量は最低限で良いのです。
マイクロファイバークロスもふき取り中に汚れ具合を確認します。
見て、何かがあれば取り除くだけの簡単な事で時間もかからないし、それだけのことで車の傷み方が変わるのだから道具も綺麗に保つことが重要ですね。
ヘッドライトは5年経過でもプロテクションフィルムの恩恵で未だ新品です。
通常5年でノンダメージはあり得ないのでフィルム効果は相当なものですね。
ピアノブラックのBピラー。
パールホワイト塗装のデリカD5はこの個所はクリアー塗装なしのソリッドブラック塗装です。
時間と共にチョーキングにより白濁します。
磨けば綺麗になりますがプロテクションフィルムを貼れば劣化もしませんのでここも恩恵を受けております。
窓ガラスもコーティングしていますので適度なお手入れをするだけで雨染みの痕跡すらありません。
ホイールコートも役立ってます。
このホイールの仕上げは黒塗装後マシンニングでディスク面を研磨し、塗装を取り除きその後、艶消しクリアーのパウダー塗装で仕上げています。
なので一般的なカラー塗装のホイールに比べ塗装の耐候性は低く、ディスク面に白錆によるアルミの腐食が起きやすいタイプです。
なので、コーティングは2年をめどにオーバコートしています。去年のお盆に塗りましたね。
耐候性を気にするなら全面色付き塗装のホイールをお勧めします。
ステンレスマフラーは耐油耐熱金属専用コーティングで染みもくすみも何も無く未だ新品状態です。
でも雑に扱うと簡単に傷つきますので、スポンジで洗ってナノダイヤモンドコートで仕上げています。
迷彩パターン・・・ラッピングは通常屋外だと2年程度で変色し始めるのですが、施工部位がリヤルーフスポイラーの下面なので、熱や紫外線の影響は少ないので、今のところ何の問題も起きていません。
ルーフ・・・ZENの施工ルームで確認すれば僅かながらの染みもありますがパールなので、自然光では見えませんので問題なしです。
メッキ個所は僅かですがメッキ特有の微細なツブツブした腐食痕がありますが気にならないレベルです。
カウルトップ・・・未塗装樹脂コートも限界ですね・・・結構白ぼけしてきましたので、暇を見つけて最新のコート剤を塗りましょうかね!
お手入れの基本はあくまでも洗車です。
手の込んだ洗車も良いですが、出来るだけシンプルに効果的に効率よく洗車することが良い結果に繋がります。
何種類もの洗剤やケミカルも必要ありません。
洗車の基本は汚れを落とすことも重要ですが、「汚れに備える」事が重要で、常にコーティングが防汚性の高い状態で安定していることです。
シャンプーやケミカルで洗い下地を作り、ナノダイヤモンドコートを塗布する事で理想的なコンディションとなります。
その一例がこの車です。
屋外保管屋外洗車・・・特別な事はしていません。
皆様のカーライフのお役に立てれば幸いです。