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さて、ご紹介は常連様のデリカD5。
今回はメンテナンスでお預かりです。
メンテナンスの基本は手の込んだ洗車と申しましょうか・・・とにかく汚れた状態から如何に施工直後のような綺麗さに効率よく戻せるかが重要です。
それにはいくつかの条件があります。
メンテナンスでは多種のケミカルを使用します。
ケミカルは目的(除去すべき付着物や染み)に対して有効かつ効果的な物を使用します。
主に、酸性、アルカリ性、溶剤系、と言った性質のものを使用します。
当然ですが塗装や素材を傷める物は使用できませんし、使う上での決まり事決まり事も色々あります。
その様な決まり事と共に肝心なコーティングが各種ケミカルにもビクともしない強い性質が大前提です。
未だにケミカルで取り除かれてしまうコーティングも多く存在します。
コーティングは汚れる事が前提で、ケミカルでメンテナンスできるものと言うのが基本中の基本です。
作業は隅々の洗浄から・・・
温純水高圧洗浄・・・この時期は温水で温泉街のような湯気(笑)
モールなどの隙間には蓄積した汚れがありますので水圧でたたき出します。
基本のシャンプー洗車、細部洗浄と進み、雨染でボソボソしている表面をケミカル洗浄。
水染み結構できてますのでこれらを除去・・・
そして防汚性を高めるトップコートを再塗布して完成。
お返しの際はメンテナンス後ならではの質感と滑らかな艶に喜んで頂けました。
内外共にスッキリしてリフレッシュです。
実は新車施工よりもはるかに多くのノウハウが必要なのがメンテナンスです。
ディーラーコーティングには一番肝心なまともなメンテナンスがありません。
1年メンテナンスと称して洗って撥水剤(洗車機の撥水コースの様な水を弾くだけの成分)を塗って終わりです。
お客様が普段洗車しているのと変わらない内容ですね・・・5年保証のコーティングも1年ごとのメンテナンスをしなければその後の保証は無くなります。
それって・・・5年保証ではなく1年保証ですね。
出来る限り多くの皆様に「正しい情報」と「より良いコーティングと綺麗な車のある暮らし」をお届けできればと考えます。
見えないコーティングに無駄な出費とならない様に辛口な事も含めお伝えしますので参考になれば幸いです。
では、オーナー様今後も楽しんでお乗りください。
この度のご依頼誠に感謝申し上げます。