カテゴリ: NEWS
施工店の特権としてより良い物を何よりも早く施工、検証できる点は楽しみの一つです。
という事で、我が家のデリカD5。
撮影日は令和5年2月12日午前。
兼ねてから検証している「グロスレイヤーコート」ですが、日ごろのお手入れに使用するコート剤としては抜群の性能です。・・・強烈な撥水など有りませんので見た目は地味ですが・・・(笑)
1月前の洗車時に塗布、それ以降は手つかずでその間も結露や雨にも見舞われ結構気の毒な状況ですが・・・
メッキ部・・・誤魔化し無しで綺麗なままです。
カウルトップ・・・水がたまる個所なので良く汚れていますね・・・仮に水が流れるのならここも綺麗でしょうね。でもその上のガラスは雨筋すらありませんね。
ワイパーアームも全くに等しいぐらい汚れてません。
フロントガラスやサイドガラス・・・ん~汚れていない・・・
モール・・・ここも綺麗
センターピラー・・・水の通り道には雨垂れの後が物語る雨の痕跡。
艶々の側面
ルーフは水が乾いてませんが張りのある艶は健在です。
何度も言いますが地味です・・・でも一番肝心なとこを真面目に抑えていますのでこの防汚性の高さなのです。水を弾く事よりも水を味方に防汚性を発揮する・・・この感覚は初めはピンときませんがこれに慣れた後に他の製品を使う「これじゃない!」と分かるようになります。
そして2/13(月)の朝の状態・・・天気は雨。
防水状態としてはパラパラ降る雨では微撥水のこの様な状態ですが、傘がいるぐらいのまとまった雨なら水は1枚の膜になり重力に従い滑らかに汚れごと剥がれ落ちます。
水玉状態でも艶やかです。
窓ガラスに塗布すれば撥水コートの摩耗防止と補強になります。
新車時の施工から8年を迎えた野ざらし保管の今でもこの状態です。
市販されている簡易コート剤にこの性能はありません。
汚れは大まかに水溶性のものと油性の物分類されます。
そしてそれらは互いに微妙に混ざりあい付着します。
撥水が売りの製品では油性系の汚れに弱い欠点があり、親水性が売りの製品は耐候性が短い製品が多く光沢、防汚性、持続性、施工性、のトータルで高得点の簡易コート剤は見当たりません。
その要因の一つは販売方式や販路にあり、それぞれに卸価格や販売利益、宣伝コストなどの経費が重なりその上でのパッケージや液剤原価などのからみから、高価な原価で作ると販売価格も相当なものになるのと、あくまでも汎用品としての立ち位置なのでそこまで拘る必要もありません。
当店はあくまでも「自分が使いたいもの」をメインで取り扱うのでプロ施工店としての「作業で満足できる仕上がりの製品でなければならない」が全てのベースにあります。
当店の洗車の際に「自分で洗っても市販コート剤を使って時間をかけてもここまで滑らかで艶々にならない」と言うお客様のお言葉はプロ冥利に尽きるのですが、それには理にかなったより良い商材が肝心です。
それをお客様向けに安全にご提供しているのが当店のケミカルなのです。
使い分け、使う時期などはご購入の際に詳しくお伝えします。
!
グロスレイヤーコートの肝心な価格ですが税込み3,300円です。
当面、小ロッドでの入荷ですので在庫切れの際はご了承ください。