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さて、ご紹介は常連様のシトロエンC3エアクロス。
まさに1年前・・・新車施工をさせて頂いたお車ですが、この度、駐車場のすぐそばで解体工事がなされその際にコンクリートの粉砕した破片やその他付着物による被害で、それらによるダメージのリセット作業としてお預かりしました。
コンクリート破砕した粒状物や鉄筋を切った際の鉄粉などの付着は、一度の雨でコーティングなり塗装なりに悪影響を及ぼし、ピンホール状に食い込んだ劣化や染み、何気に洗車を行う事で鋭い傷にもなります。
今回は建築会社による保証での作業ですが、建築塗装ミストと同じく、自分の車の近くでそのような作業があれば何らかの被害を受けている可能性もあるので要注意です。
それともう一つ・・・たまに建築中の現場簿近くの車にビニールで養生しているお車も見ますが、個人的にですがシビアに言えばアウトです。
既に砂埃などが付着した状態でビニールシートをかぶせ、風が吹けばシートとボディーの間に擦れが起こりその間に砂利があれば擦り傷となる確率が高いです。
可能なら別の個所に避難させるのが理想ですね。
という事でシトロエンは幸いな事に致命的なダメージも無く、細部のクリーニングとコーティングの再施工で事なきを得ました。
本体塗装面、ガラス、未塗装樹脂個所は全て再施工です。
ガラスもスッキリ。
このお車のクオーターガラス?はガラスではなくアクリル?
経年劣化によるダメージが今後どうなるのか気にはなりますが1年経過の現時点では何の問題も無いので様子見ですね。
異常があれば新車保証期間中に対応しないとね・・・
樹脂パーツ・・・幸いクリーニングで綺麗になったので密着処理を行い樹脂専用コーティングで仕上げ。
ココにダメージが無かったのが幸い。Aピラー。
ココはサッシュテープと言ういわゆるラッピング。
貼り替えとなると国内に純正フィルムの在庫が無ければ本国取り寄せでいつ来るやら・・・
特有のシボのある厚手のフィルムで当店がカーラッピングで使うフィルムでの代用が出来ない質感です。
ここも経年劣化でどうなるのかな・・・。
何はともあれ無事にお返しできましたので楽しんでお乗りください。
今後は何も起こらない事を祈ります!
近所で外壁塗装や解体工事などがあればお車のチェックは速やかに行い、即ご相談ください。
現場が終わった後に建築屋さんにクレーム言っても遅いですので・・・。