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さて、ご紹介は「レストアコース」のマツダRX-8。
経年劣化に伴い塗装剥がれ、色あせ、等々もありオーナー様のご希望にしただいオールペイントによるレストアを行いました。
そもそも赤色は紫外線の影響を非常に受けやすい色で、色あせを避けることは出来ません。
特にこの時代の塗装なら普通に乗ってたら劣化するのは珍しい事ではありません。
なので、いざとなれば塗ればいいのです。
という事でレストアコースの流れを簡単にご説明。
①現状把握
②交換部品拾い出し
③在庫確認、積算、お見積り
④お打ち合わせ
⑤部品発注
⑥お車お預り
⑦各工程に伴う車体の分解
⑧下地作業(傷修正、凹み修正、錆処理他)
⑨塗装
⑩仮組
⑪塗装磨き
⑫本組
⑬仕上げ磨き、再使用部品クリーニング
⑭コーティング、プロテクションフィルム他、保護作業工程
⑮完成検査
⑯納車
と言う流れで完成です。
ミラー土台や他の樹脂個所などは単に樹脂コーティングをするだけではここまで綺麗にリペアできません。
塗装するのもおかしいので、如何に交換なしで新品レベルまでリペアするのはひと手間かかりますが、交換よりも安く費用対効果はかなり高いです。
塗装後の仮組の段階・・・マフラー周辺の白ぼけた樹脂パーツ・・・
本仕上げ後。いい感じですね。
ヘッドライトもリペア後プロテクションフィルムで保護。
全てのパネルの塗装肌も綺麗にそろえております。
無理に交換する必要のない部品は全てリペアで再使用しています。
今後、部品供給が怪しく、現段階で交換する方がコスト面でも将来的に有利な場合は迷わず交換します。物によってはメーカー在庫「あと何点」と言う場合もあり、無くなった時点で「生産廃止」と言う最悪のケースや、運が良い場合でも再生産はするが納期未定・・・と言うケースもあります。
隅から隅まで新車レベルに復活。
お返しの際はとても喜んで頂けました。
作業前、作業後の違いを誰よりも実感するのはオーナー様ですが、他のお客様から見ても年式や車種を考えると驚かれます。
何はともあれ喜んで下さり何よりでした。
今後のメンテナンス等も全てお任せ下さいましたのでお任せください。
この度のご依頼、心より感謝いたします。