カテゴリ: NEWS
さて、最近はSUVが多くなり同時に未塗装樹脂にまつわるご相談も増えた。
ヘッドライト同様に皆さん知っているし経験している「白ぼける劣化」・・・意識していると意外なほどにストレスになる。
事実、未塗装樹脂はヘッドライト同様に劣化すると車が古ぼけて残念な見た目となる。
美観を重視るなら是非とも気にしていただきたい素材でもある。
劣化のプロセスの大半の要素は「紫外線」と「汚染」。
では、なぜ樹脂は黒なのかと言う話・・・
樹脂を練り込むときに耐候性と強度を増すためにある素材を加える・・・「カーボンブラック」・・・いわゆる「炭」である。
紫外線を吸収する能力が高くそれにより樹脂が直接受ける影響を低減させる高機能素材で、タイヤが黒いのもその結果である。
黒以外の素材として、湿式シリカ(ホワイトカーボン)を使った製品もある。
しかし世の中そんなに甘くなく樹脂パーツは必ず白ぼけする。
新車からせいぜい3年が限度。
という事で未塗装樹脂コート。
じつは・・・未塗装樹脂はコーティングとの相性があまりよくない。
その為に樹脂に最適化した液剤と、それを確実に貼り付ける密着が重要。
塗装に使うコーティングではダメなのです。
樹脂の表面は多孔質でシボの隙間に油分や汚れが侵入している。
それをしっかりと除去し余計な油分も無い綺麗で密着性の高い下地を作る必要がある。
塗装みたいに磨けないからね・・・。
反応型密着処理・・・良い素材を知ると効率と効果が増し増し!
そして専用コート剤を塗り込む・・・半分沁み込んでいく感じかな・・・
お返しの際はオーナー様も大満足。
ついでにフロントエンブレムが劣化間際だったので、この機にプロテクションフィルムで保護。
ヘッドライト、フロントグリルは以前にプロテクションフィルムを施工させて頂いているので未だに新品同様!
今後は2年から3年おきに再処理をすれば樹脂も綺麗な状態で維持できます。
今後もお任せください!