カテゴリ: 塗装と色の関係・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークス・ゼン
我々が色を認識するのは光に含まれる色に関係する波長による光の反射で起こります。
俗にいう可視光線でによるもので7色の虹の色ですね。
そして可視光線の外にある光は人の目で見えない光で紫の外にある波長を「紫外線」、赤の外にある波長を「赤外線」と言いますね。
身の回りにあるあらゆる色はこの可視光線のいずれかの色の波長をを反射し、他の色の波長を吸収した場合に「~色」として認識できるのです。
例えば・・・可視光線の中で赤だけを反射すると私たちには赤となります。
では白色は・・・全ての可視光線を反射した物が白として見えているので、全ての色を吸収したら黒となるのですね。
「可視光線」「赤外線」「紫外線」と主3つの光の中で色あせを引き起こすのはご存じの「紫外線」です。
先の話ですが、可視光線のいずれかを反射し他を吸収と言いましたが、可視光線は色あせに影響を及ぼさず赤外線も色あせに影響を及ぼしません。
しかし赤外線により物質の分子が振動を起こし摩擦で発するのが熱なので、熱による悪影響はあります。
そして紫外線は波長が短くエネルギーが高いため、有機物や顔料の分子内部の結合を破壊しやすく分子構造を変化させこれにより色あせが起こります。
そこに赤外線の熱も加わりより分子構造を脆くさせる要因とも考えられます。
色あせしやすい色
①黄色、オレンジなどの波長をもつ色
②赤、ピンク、紫などの波長をもつ色
色あせにくい色
③緑、青系などの波長をもつ色
④白、黒などの波長をもつ色
最も強いのは紫外線、赤外線を含む光を反射する「白」であり紫外線の影響を受けず赤外線による熱の影響も受けないので長期間劣化しにくい色となります。
しかし「黒」は紫外線を吸収し赤外線による熱の影響を最も受ける為色あせる事はありませんが、塗料の樹脂の劣化は他の色よりも早く起こります。
一部商業車を除き、乗用車には紫外線保護のための非常に優秀な塗膜「クリアー塗装」が施されています。
クリアー塗装は有害な紫外線から色あせを防ぎ塗装の光沢と防汚性を高め、美観に関する耐久性を向上させるための非常に重要な塗膜です。
これにより美観が維持されているのでクリアー塗装の耐久性の限界が塗装の寿命と言っても良いでしょう。
余程色に対するこだわりが無ければ白をお勧めします。
そして出来るならメタリックの入ったパールホワイトが良いでしょう。
光に強い白に加え、パール粒子により更に光の反射の相乗効果による耐候性の向上と、メタリックの視覚効果で傷が見えにくく見た目でのストレス低減にも大きく貢献します。
黒を選ぶのならメタリックの入った黒の方がパールホワイトと同じ効果で同じ黒系でも耐候性が高まります。
ソリッドブラックは全てにおいて染みも傷も劣化もごまかしがきかないので拘らないのならお勧めしません。
今回のお話はあくまでも一般論で、メーカー別の塗料の性質や使用環境によって一律同じ結果にはなりませんが、5年以内に車を乗り変える方ならな何も気にすることは無いでしょう。
しかし5年以上となると事が変わってくるので今回の内容を参考に、色あせやすい色を避けて色を決めるのも良いでしょうね。
共に肝心なのは日ごろのお手入れなので皆様には是非「正しい洗車の方法」を知って頂けるとなお良いかと・・・。
お車をご購入される前に御相談いただくとより安心なカーライフをご提供できるのでご遠慮なく。