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世間一般ではコーティング=撥水と言う認識ですね。
それはそれで良いのですが問題は如何に水と向き合うかと言うお話。
先ずはこの画像・・・いわゆる超撥水です。水同士がまとまって膜になろうとする特性を奪い水をバラバラの状態で止める事で撥水しています。
なので上手く濯いでも水が膜にならず多く残ります。
このコーティングは蓮の葉を模してもので構造はこんな感じ。
産毛のような撥水構造により水が持ち上げられて玉になります。
大した技術ですが構造的にはとても脆く、摩擦に弱かったり多くはアルカリ成分により壊れてしまいます。
そうなると撥水機能は失われコーティングとしての機能は一気に低下します。
考え方としては、汚れは水が引き連れてくるため水と馴染まないように、できるだけ水を弾くことで水と共に汚れが付きにくくする考え方です。
同時にコーティング被膜そのものが消耗品とひとくくりの為、撥水しなくなったら塗り直しという仕様です。
ではこちらは?
当店のコーティングですが先のコーティングと同じように水をかけたら水はバラバラにならず膜になる水本来の特性はそのままに膜になった水は自らの重みで滑り落ちていきます。
水が膜になり剥がれるので水の残りは僅かです。
構造はシンプルに水の浸透が起こらない隙間のない高密度なトップコート被膜で覆われ、水は引っかかる事もバラバラになる事もなく水同士が集まり膜として滑る構造となります。
この違いが意味するのは科学的に作り上げた産毛ではなく面として構成されるフィルム状のトップコートは構造的な耐久性と、そもそもが最も過酷な表面でなのでトップコートそのものが消耗品と位置付け洗車のタイミングで簡単に再補充できる仕組みにしています。
考え方としては水は汚れを取り除いてくれる大切な存在で、水の特性をうまく使えば水はいい仕事をしてくれます。
水を嫌うのではなく水と上手く折り合う状態をあらかじめ作っておいて、それ以降のメンテナンスも容易にできる仕組みです。
どちらにせよ、一番肝心なのは正しいお手入れですね。
そこに大半のノウハウが集約されますので、そこが分かった上での最適なコーティングがベストですね。