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さて、洗車で注意する点はシンプルに洗車傷。
洗車はシンプルですが注意すべき点がいくつもあり、実はしっかりと考えて行わないとダメなとても重要な仕事です。
では解説。
洗車のはじめは状態の確認。
それに合わせ水をかける前に手始めにケミカルスプレーで汚れをふやかせておくとか下処理をします。
その後は恒例の水温80度の高圧洗浄。
ここでのポイントは隅々に入り込んでいる砂利等の叩き出し。
高圧洗浄機の役割はこの一点に限ります。
ノズルチップはこれに合わせ30度扇に設定してます。
細部の叩き出しが終われば高圧洗浄機は終了。
下洗い平均作業時間10分。
後はスポンジと刷毛で洗います。
ヒンジは結構汚れますが意外と洗わない箇所。
でも刷毛を使えば簡単です。
シャワーノズルはかれこれ10年以上takagi製。これも愛用品。
グリルまわり・・・ガーニッシュの溝とか隙間は意外と汚れが溜まるので、ここも刷毛が活躍。
バックゲートの上部のヒンジ箇所。
洗いにくい箇所ですがここも刷毛が活躍。
濯ぐ際はルーフからしっかり濯げば勝手にここも洗い流されます。いわゆるレインラン(雨水の通り道)ですので。
シャンプー洗浄平均作業時間30分。
エアーブロー。
ここでの注意点は水が詰まる箇所は汚れも詰まる箇所。
なので高圧エアーで水が出てくると同時に僅かでも砂利も出てきます。
いかにも何かが混ざった水気・・・
この砂利を後にクロスで拭き取りの際に引っ張って傷にならないように砂利が噛んだ水気も吹き飛ばします。
なので初めの段階でしつこいぐらいに隙間という隙間を高圧洗浄で叩き出すはそう言った意味合いからです。
エアブロー平均作業時間15分。
拭き取りは専用の新型トップコート。
乾燥後は張りのある高密度なラップ状の薄膜を形成し被膜内部に含まれるマテリアルにより、特定条件で表面の汚れを分解する機能を持ち合わせた非常に防汚性の高い洗車時に乗せるトップコートです。
世には様々な製品がありますがこの類似品はありません。
酸化物やフリーラジカルとなる邪魔な成分は一切含みません。
フリーラジカルは別の機会にご説明。
???特定条件って???・・・ややこしいものではなく、普通乗ってる方は皆さん特定条件下となり被膜の恩恵を受けられますのでご安心ください。
なので拭き取り前の水のある状態から使います。
当然ながら開口部も抜かりなく。
内窓も綺麗に仕上げて・・・
拭き上げトップコート塗布作業時間30分。
完成。
確認作業約5分。
このサイズのお車で洗車時間は約1時間30分です。
何気に重要なのは開口部。
洗浄の段階でさらりと洗っておけば拭き取りの際に砂利が噛むこともなくスムーズに拭けますが、ご存じのように開口部は砂利の温床です。
一般的に見られる洗車ではここは洗わず拭き取りの際に汚れごと拭き取ります。
もうそのクロスはサンドペーパー状態で使えませんが・・・そのまま外装を拭く見てはいけない作業を多々目にします。
有料の洗車でも・・・
そもそも洗車に対する位置付けがおかしい。
コーティングはチヤホヤしてさも素晴らしいものの如く売る割には、洗車はついで感満載なので本来は最も車の美観維持に重要かつ頻繁に行う洗車が適当すぎるのが意外と車業界・・・。
事実、新車は洗車機かけないけど納車後の1ヶ月点検では洗車機も当たり前・・・何かを確信している闇です。
意外と見落としがちなのがココ。
水染になっている方も多いポイント。
最近の車はワイパー立たないから尚更かな?
ハリアーはワイパー立つので楽。
洗車はとてもシンプルですが重要ポイントが幾つもあるのと流れが何より重要なので鍛錬がなにより重要です。
これらを噛み砕いてお客様が日常で簡単にできるように組んだものが洗車レクチャーでお伝えする基本的な内容で、お使いいただく洗車用品は他ではここまで機能性を突き詰めた製品は無いので、他を使うとその差が分かっていただけます。
玄人好みな製品ばかりですけど・・・(笑)
粘度の高いベタついた泡でもなければビシバシ水を弾くだけの汚れやすいコート剤とは完全に差別化しております。
洗車は当店施工ユーザー様の最大のメリットですのでご安心ください。