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洗車のスタートはぐるりと汚れのチェック。
闇雲に水をかけると見えなくなる汚れもあるので、ドライ状態から汚れの状態と位置関係を把握するのが重要。
そして洗い始めは水圧をかけての「予洗い」
リヤバンパー下部・・・絶対汚れている個所。
汚れが溜まっている個所は入念に予洗いします。
高圧洗浄機の出番は終了しシャンプー洗浄。
狭い個所、汚れが入り込んでいる個所は刷毛で洗います。
窓ガラスの先端は汚れが残りやすいので刷毛が有効。
ワイパーの起きない場合はワイパーブレードの下にスポンジを差し込み手前に引くだけ。
ゴムもガラスも一発で洗えます。
フロントガラスのサイドモールは溝になっているのでここもスポンジを差し込みスイーっと洗います。
シャンプー液を丁寧に濯ぎます。
そして水の滑り方で見えてくる乾くと見えないコンディション。
スーっと水が引く際に小さな粒々が残ります。
これは超微細な汚れの粒子に水が引っかかり存在を教えてくれます。
ケミカルリセット。
最終の濯ぎは純粋でしっかり濯ぎます。
水切りモールにもシャンプー液が染み込んでますのでしっかりと濯ぎ流します。
濯いだ後は放置してホイールの洗浄に移ります。
純水なので染みにもならないし暫くほっとけば自然に水が切れてくれますので、水の特性と重力に任せましょう。
暫くするとこんな感じでほぼ水は切れています。
エアーブロー
ガンを変えて隙間のエアーブロー。エアーブロは水を切るだけではなくこの時点で水と共に 隙間から流れ出てくる微細な砂利も吹き飛ばす目的もあります。
なので結構しつこく行います。
仕上げは正式にお知らせしていませんが最新トップコート、チタニウムシリーズの洗車時に最適化したタイプを使用。
すこくいい‼️
施工後は張りのある平滑で光沢のあるフィルム状の皮膜を形成します。
光沢増強、皮膜増強、帯電防止、雨染み抑制、触媒効果にる汚れの固着防止、対スリ性強化と盛りだくさん。
バッグンの性能です‼️
例の如く撥水を謳う製品ではないのであしからず(笑)
完了。
私が思うに洗車が本来一番重要な作業です。
プロとしてどうあるべきかを考えると尚更です。
新車時、一番綺麗な状態からコーティングをしても綺麗な仕上がりは当たり前。
自慢することでも無い。
しかし洗車は汚れた状態からキレイにする上に、既にコーティング済みならば洗車傷や洗車ミスで皮膜を痛めたら意味がない。
むしろコーティング以上に気を使う作業です。
いかに摩擦に頼らず合理的に効果的に汚れにアプローチして、最短コースで素早くキレイにする事と同時にこの先の汚れに備えて、より防汚性の高い状態にしておくことが重要。
そして眺めて楽しむ。
洗車はリズム良く流れるように楽しんで行う作業なので、車業界あるあるのついでのイヤイヤ作業の意味が分かりませんね。(笑)