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さて、恒例の経過報告ですが今回はお盆バージョンとして自宅洗車ではなく店舗での洗車。
なので高圧洗浄機を使うお客様バージョンで行います。
いつもの如く隅々の汚れを叩き出す。
普段から細部は刷毛を使い洗うので隅に入り込んだ汚れも殆ど出ません・・・と言いたいけどやはり高圧洗浄の恩恵はあるもので、定期的に行う必要はありますね。
デリカはここの隅に汚れがとても溜まります。
シャンプー洗車はドア水切りモールの溝までちゃんと洗いましょう。
嫌なものを見つけてしまった・・・バックゲートのルーフ側のスポット溶接箇所。
丸くスポット痕の外周部が錆びています。
そしてここは水平面のうえに水が乾きにくい箇所なので錆び始めました。
後ほど処理。
シャンプー後はシャワーで水の捌け方を見る。
自慢じゃないが理想的な良い水のキレ具合ですが・・・
今回はユーザー向けの新型トップコートの検証を行いますので現在施工しているグロスレイヤーコートを完全に除去するために全面スケールリムバーで除去します。
言い忘れていましたがトップコートはスケールリムバーで完全除去できるように作っていますので、総入れ替えによりトップコートに食い込んだ汚れごと綺麗さっぱり無くなります。
それによりベースコートは常に新鮮なまま。
そして新型。
今まで同様に水ととても仲良しですが新型は今まで受け流してきたある重要な要素をさらに味方にしてより高い防汚性とクリーニング性を両立しています。
そしてこの艶。
みずみずしく張りのあるムラのない均一な皮膜をとても簡単に再現できます。
しかも水のある状態から屋外でもまるで問題なく同じ仕上がりとなります!
この出来栄えは我ながら納得です!
ちなみにベースコートは今から7年と5ヶ月前に施工し今に至るまで当時のままです。
しかも屋外保管です!
黒い箇所・・・ここは今回、ベース被膜の再補充を行いリフレッシュしました。
2年〜3年おきに行うのがベストですね。
そして始めの頃に紹介した錆び箇所は脱脂をしてタッチアップで錆を止めます。
ベースホワイトを置き乾いたらさらにパールクリアーを置いて完了です。
今はベースホワイトの段階。
乾かしている間に以前から気になってた箇所(給油開口部)のコーキングの割れ。
錆を招きますので見過ごせません。
マスキングテープで養生して・・・
これは耐熱耐油のエンジンに使用するシーラント(コーキング)。
塗りこんで完了。
もう大丈夫です。
さらに給油口カバーの裏・・・エッジの塗膜が薄い箇所にこれまた錆び。
コンパウンドで軽く擦ってタッチアップ。実はお客様のお車の研磨中に飛び石箇所やこれと同じ感じの錆箇所などを赤尾がよくタッチアップしながら作業しています。
なので後からいちいち言う必要ないのでとても助かってます。
毎回彼が磨いている傍にはタッチアップがある・・・(笑)
そして最後は6ヶ月点検。
空気圧、スペアタイヤもね・・・冷却水、パワステオイル、ブレーキフルード、エンジンオイル、ベルトの張りほか。
最後は診断機を使いエンジン他システム全体のチェックとインターバルリセット(点検時期が来たらメーターに表示されるお知らせ)を更新。
システムチャート・・・エンジン、燃料噴射装置、ABS,エアーバック、駆動系、エアコン、パワードアなどの総合的な相互通信システムをサーチ。
当然ながら正常です。
これがまた楽しや!
さて、お盆明けは16日からの営業となっております。
では、皆様夏休暇をお楽しみください。
くれぐれも事故には注意と、高速乗る前は最低でも空気圧は確認しましょう!