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さて、世の中には面白い製品があって、体に塗って擦ったら皮膚から余計な水分が出てきてデドックスになる・・・と言うたぐいのもの。
キュウリの塩もみでもないのにそんな訳ないわな・・・
仮にそうなら製品に含まれるマイクロポリマーが壊れて含んでいた水分が出ただけとか・・・もしくは摩擦で発汗してそう感じただけ。
ひょっとしてカプサイシンが入っていて発汗効果があるとか・・・
成分表示には一番添加量の追い成分として「水」とある。
要するに水に分散した水溶性の何か?・・・という事だがどうでもいいのでその先は調べる必要もなく・・・
ヒトの皮膚はそこまで柔では無いし皮下組織以下を守る重要な外皮膜なので、ケミカルで皮膚を擦って水分が出たら事故です。
マッサージで皮膚を保潤させる保水液と考えるのが妥当で、皮膚から水がドバドバ出てそれだけで痩せるとか老廃物が出ると言う謳い文句がNG。
医学的、科学的根拠のない美容関連やサプリ系にアルアルの大げさな謳い文句ですな。
でっ、肝心な本題ですが、現場作業の傍ら地道に効果を検証中の「新型ユーザー様専用トップコート」に関するその後・・・。
体感的な防汚性は明らかに高いのですが、ここ最近雨も降らず目標通りの成果になるかはこの先になりますが、ここまでわかった事を今回はご報告。
先ずは水との相性。
これに関しては以前から最重要視している特性なのでそこは問題ないとして、大きな違いは水のさばけ方。
現行品は「サラサラ」とした低摩擦な状態ですが新型は平滑で緻密な被膜と相まって、「キュッ」としたようでスルリと滑る独特な手触りとなります。
少し違いますがプロテクションフィルムの表面を触った感じが近いかな?でも違う・・・
施行後は薄く張りのあるフィルム状の構造となるのでその影響でそうなります。
撥水を謳うのではありませんが、今までは粒子状の構成物が均一に配列されるイメージですが新型は膜で構成されるので水密性をより強化されたので見た目は撥水に近い感じですが、従来同様に水を引き寄せ水の洗浄効果を利用し汚れを剥がす構造となります。
塗装面だけでなくメッキや金属個所にも同様の効果となります。
シリコン系の撥水剤とは全く異なります。
そして今回の特性の恩恵は窓ガラスとの相性も良く、今までは撥水加工後のガラスの場合、ムラになる率が高かったので洗車レクチャーの際にお伝えする方法でお手入れしていただいていますが、新型に関しては全く問題なくムラにもならず均一な仕上がりで、結果、窓ガラスの撥水皮膜の保護兼、補充により、雨染みを防ぎ、撥水皮膜の摩耗を抑え撥水効果を相当期間持続させることが出来ます。
これは正直思った以上の効果です!
従来品と同じ使い方で、仕上りはより煌びやかでムラにもならず防汚効果はかなり高まっています。
安定したご提供まではまだしばらくかかりますので、今まで同様、従来品を継続してご利用ください。
従来品自体がハイスペックなので不満は無いのですが、より艶やかで防汚性の高い被膜をよりに簡単に施工できる仕様ですのでご期待ください。
ホイールで検証中のセラミックコートも今までとはレベルの違う効果を発揮しています。
これに関しては現時点でも施工していますので気になる方はご用命ください。
外からはまるで洗えないインナーリムですがこんな感じで汚れてます。
しかも汚れやすいマット仕上げのホイール。
クリアーシャンプーで洗っただけ。
今後、塗装仕上げのホイールにはこれで決まりです。
アルマイト仕上げのポリッシュリムは更に専用品を使用します。
台風にご注意ください。