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なんだ!
この変な台風の動きは・・・毎日予報が変わって予報もへったくれも無し・・・
段取りが・・・
そんな中、常連様の奥様の新車。
今が旬のデリカミニ。
既に何台か施工しておりますのでやり口は分かっていますので良い感じに仕上げましょう・・・!
今回のロッドは以前に物と比べ塗装の艶引き具合が予想してたよりも艶がある。
以前のロッドは「マジか!」と言いたいぐらいユズ肌で艶もかなり鈍く、目の肥えたお客様なら下手な再塗装???と思うぐらい艶が無い。
実は同じメーカーで同じ車種でも時として出来栄えに違いがあります。
不思議なものですが、これもまた事実・・・
という事で艶を引き出す磨き工程。
えっ!
「新車でも磨くんですか?」と思われますが我々が行う新車磨きには幾つかの目的があり、一度の作業でメインのコーティングの出来栄えと耐久性が大きく変わります。
全ての工程に意味があるのですね。
ココでの目的はこんな感じ・・・
塗装にはミスト状にザラついた余剰分ともいえる表面の荒れがあります。
同時にユズ肌と称される塗装の塗り肌・・・こんなイメージ
液体である塗料を噴霧し、その後、高温で乾燥させる工程で、液体から個体に熱により硬化反応を起こすのがメーカーで塗られる「熱重合型塗料」で、言い換えれば設定温度でなければ硬化反応が起きない専用塗料です。
その過程で必然と起きる液体が個体に変わる過程で体積は減るので塗装は収縮します。
そのタイミングでユズ肌になると同時に厳密に言うなら荒れた状態となる。
無論、塗料のグレード等で硬化中のユズ肌になりにくい高レベリング塗料もありますがコストの問題でね・・・
肌を滑らかするには肌の一番高い今と山のてっぺんを研磨で低く擦れば山もなだらかになりユズ肌も穏やかになるのですが、それは絶対NGな行為です。
そして磨きの後は最終の仕上げ洗浄。
そして仕上げとしてプライマー工程で余分な油分も無く塗装も滑らかになりそれと同時にコーティングが密着するとても重要な状態となります。
見えない密着を理論で可視化してそれに伴う処理を行います。
仕上りはショーコンペティションとなります。
(目下HP改装中にてその時に詳しく記載しますのでご覧ください。)