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定期洗車は人で言うところの健康診断と同じようなイメージです。
普段はご自身で、数ヶ月に一度(3〜4ヶ月を目明日に)当店の洗車で常にベストな状態でお乗りいただけます。
実際のお車を実例でご紹介。
ただし、このお車は丸投げコースなのでオーナー様は乗るだけ。
洗車はしません。
2ヶ月以内に一度のペースで当店のみで洗います。
ディーラーでの点検整備時も『洗車不要』です。
ご使用環境は日当たり良好屋外保管で毎日お乗りの当店の常連様のお車です。
我々の業界では難ありのホンダのキャンディーレッドですね。
①洗車の初めは状態のチェックを行い、細部(特に隙間)に詰まっている汚れを隅々まで高圧洗浄で叩き出します。
約10分
②クリアーシャンプーによる脱脂洗浄と共に刷毛を使い隙間も同時に洗います。
窓ガラスの隅はスポンジも当たりにくく汚れを見逃しがちです。
ホイールも当然洗いますよ。
約15分
③シャンプーを濯いだあとはシャンプーでは取れない汚れの残留をスケールリムーバーで取り除きます。
約10分
こちらはシャンプーで洗った後の洗浄面の動画。
水が引っかかってつぶつぶ感が残りますね。
スケールリムバーで洗浄した後は引っかかりのない水捌けに戻りました。
ルーフの画像。
固絞りのクロスで撫でると汚れに水が引っかかり汚れの箇所を教えてくれます。しかし乾くと見えなくなります。
ここはミクロの世界では十分すぎる土手状になっていて雨水も留まりやすくそれにより、さらに汚れが固着する原因を作ります。
と同時に、この中には酸性雨の原因となる排気ガスなどの石油系の残留物もあり、強度のないコーティングならここまま侵食され月のクレーターのような陥没した劣化痕となります。
特に、ホンダ、ススキ、スバル、日産、の塗装は柔らかく侵食を受けやすい傾向なのでコーティングの有無に関わらず要注意です。
例外として当店のセラミックシールド・MAXのユーザー様はそんな心配は無用です(笑)
④仕上げの濯ぎを終え2種類のエアーガンでエアーブロー。
約15分
水の吹き飛ばしと同時に再度、モールなどの際の残留している恐れのある砂利等を叩き出します。
ここで砂利等が確認できたら再度濯ぎながらエアーで飛ばすことでスッキリ綺麗になります。
先細のノズルのエアーガンは隙間の水気を飛ばします。
⑤トップコートを施工し完了
約20分
室内清掃、窓ガラスやモニターなどの清掃も行います。
いい感じですね。
今回は約70分。
こんな流れで定期洗車は終わります。
ただしお車の状態はそれぞれなので、毎回それにちなんだ内容で洗いますのでお時間もまちまちになります。
この時点で気になる点があれば、作業内容、費用をお伝えし次回お預かり時にリペア等を行いいい状態に戻します。
ボディーは夏に深刻なダメージを起こします。
洗車はコンディションを把握する最適な機械です。
さて、梅雨も明けたようなので洗車のご予約が詰まってきました。
では皆様、頑張って夏を楽しみましょう。