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さて、いきなりのタイトルですが、「新車は綺麗」はある意味正解ではあるが、どの基準で綺麗なのかは別のお話。
という事で今回は新車の塗装に発生した不具合のご紹介。
ディーラーから納車さてた直後のお預かりのお車です。
納車したと言う事は、「綺麗で問題ない」という前提で納車です。
しかし・・・これ!
塗装に発生した赤丸箇所の傷に見える痕跡。

これは意外とよくあるケースです。
国産の新車の大半はボンネットやルーフなどの上面に養生の白いビニールを貼って届きます。
実はこのビニールの影響でこの傷に見える不具合が起きます、
この事実はディーラーでも広く知られている症状です。
しっかりチェックすると全体に10数箇所ありました。
照明を蛍光灯のみにして細部まで確認します。
この訳は別の機会にでも・・・

メタリックホワイトなので見落としたのか、「これぐらいなら」と、あえてそのままだったのかはともかく、このケースは早い段階で処理しておかないと施工後にはどうにもならなくなります。
という事で綺麗に処理してからの作業となりますので、新車の初めの作業は細かな箇所のチェックです。
これで問題なく作業にかかれますね。


どういった理屈でなるのかは割愛しますが、養生によって痛むケースもあるのでそれらを理解してからの作業が求められます。
地道な事ですが、じっくりと眺められる仕上がりにはとても重要な事なのです。
こだわりではなく、コーティングをする以上は出来て当然のことですね。
では完成は後日。
