カテゴリ: 塗装と劣化・・・徳島県カーディテイリングのクラフトワークスZEN
塗装の劣化は、紫外線の影響による物もありますが
それ以外の大きな要因があります。
↓画像右、化学分解洗浄後。
左は、お客様では手も足も出ない状態。
花粉、黄砂、および雨染み等の自然劣化。
↓劣化し剥離したクリア塗装。
↓色あせ、チョーキング劣化、部分テスト処理。
例えば、日に当たらない場所に置いてある
輪ゴムを使おうとしたらベトベトしてたり、
引っ張ると・・・プチっ!
これは、酸化ともう一つ、
加水分解と言う聞きなれない言葉。
ザックリ言うと、湿気で劣化。
車の塗装も同じことが言えます。
屋外保管、日常使用において
最も過酷な環境にさらされる塗装面。
付着する汚れは、塗装面で真っ先に
劣化し、化学変化を起こし、酸化膜となり
塗装の劣化を促進します。
その上で上記のような、避けれない自然現象。
適切なお手入れは、それだけで塗装の
寿命を稼げますが、それを誤ると
逆に加速させます。
塗装磨き(研磨)は、塗装の荒れを整え
光沢をもたらせますが、塗装を削り
薄くすることで塗装の耐久性を低下させます。
メリットもあればデメリットもあります。
デメリットを如何に最小限に
適切に仕上がるかが重要で、
研磨方法を誤ってはなりません。
↓ヘンテコな模様の研磨傷。
↓シングルポリッシャーによる研磨傷。
塗装を保護する目的のコーティング加工で、
研磨を誤ると保護するべき塗装の
劣化を促進します。
適切な研磨で、光沢を生み面を整え、
後は何を浸透させ、膜を張るかです。
先ずはご相談ください。