カテゴリ: 落とし穴・・・徳島県カーコーティング専門店クラフトワークスZEN
皆さん、ガラスコーティングだから
強くて耐久性があって何年も綺麗
と思われますが・・・。
実は!
特にソリッドブラック。
有名どころではトヨタ202 レクサス212
日産KH3 など。
それぞれ塗装質が異なり、樹脂配合や
生産ラインでの塗装方式も異なり
状態によっては非常に厳しい研磨を要します。
特に近年の212ブラック。
研磨したはいいいが研磨傷が消せない!
もしくは、研磨剤の性質によっては
埋めるつもりもないのに知らないうちに
傷を埋めてしまいます。
研磨時の摩擦熱やバフの擦り込み現象により
熱で開いた傷に研磨剤が擦り込まれ
やがて時間と共に塗装は収縮し
研磨剤も剥がれ落ち傷が出てきます。
いわゆる研磨できていないという事です。
特に初期研磨時よりも、仕上時に埋まりますので
傷も無くなり艶も出る為
作業者自身が仕上がったと思い込みます。
同じトヨタの塗装も202と212では別物。
その違いを知らなければ仕上がる事は難しいでしょう。
その差を知らず作業すれば結果は
たかが知れてます。
コーティングも重要で、水染みの性質は多々あり
水道水の焼き付きのシミなどはアルカリ性となり
花粉染みなど時に酸性を示し、
黄砂は逆にアルカリ性・・・。
どちらもガラスコーティングの苦手な性質で
染み原因はそこにあります。
ガラス純度も減ったくれも関係なくです。
では最初の話に戻り、
ガラスだから大丈夫ではないのです。
撥水タイプのガラスコーティングはアルカリで
壊されていきます。
その逆、親水系の多くは酸により分解され
白く白濁します。
当店が撥水や親水に拘らないのは、
そこが理由で、むしろアルカリや酸に対して
壊れない性質に拘りました。
撥水ガラスコーティング剤(ディーラー純正)では
ワンシーズンでアルカリにより分解され
塗装ごと陥没します。
プロ施工店の扱うものでもそうなるものが多々。
多くの方はその理屈など分かる必要はありませんが
施工者は知ら無ければならない事と言えるでしょう。
ガラスコーティングはあくまでも被膜の一部。
単体で使用する物ではありません。
当店がメンテナンス時にアルカリや酸性のケミカルを使用し
汚れを分解するのは付着物の性質により、
何れかの成分で分解出来る物に限り
それ以降は、機械処理や熱処理による
強制除去となります。
その際はコーティングも削る事となるので
補充加工で、再密着できる施工法が必要です。
研磨でメンテナンスは、当店での最終手段で
それ以外の方法でメンテナンスし
防汚性や光沢再生の補充を行い
美観維持を可能にした今までにない施工法となります。