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当店ではしつこいぐらいに磨きの事を言っておりますが
コーティング以上に重要な工程だからです。
コーティングは塗装保護が目的で、肝心な塗装がどのレベルで
仕上がっているかですべてが決まります。
新車生産ラインでの塗装は非常に多くの工程を経て完成されます。
今回は上塗りのカラー層とクリア層でのお話です。
多くの量産車は静電塗装と呼ばれるメーカーならではの塗装となります。
ざっくりいきます。
マイナスの電荷をもった塗料粒子をプラスの電荷をもった対象物に吹きかけることで塗料が乗っていきます。
様は、静電気の利用です。
下敷きなどのプラ板で髪の毛逆立てる要領と同じです。
こちらの動画をご覧ください。
アウディーの生産ラインでの動画です。
//www.youtube.com/watch?v=Hl4uCT0jkFk&feature=relmfu
そして、粒子の吹付によりどうしても若干ではありますが表面はザラついた状態となり
それが塗装の光沢を減少させる1とつの要因となります。
その為、コーティング施工店では、塗装を軽く磨く事で、艶をだし流通過程などの小傷を共に除去しベストな状態でコーティングを施工します。
しかし限られた厚みしかない塗装を、新車時点から多く削ればそれだけ塗装は弱くなります。
塗装は非常に優れたコーティングです。
そして車は様々なノウハウと携わる人たちの情熱の集合体でもあります。
価値のある存在を大切に守っていただきたいと感じます。
私も自動車業界に携わる以上、大切に守る為の方法や作業をご提供します。
徳島クラフトワークス・ZEN