カテゴリ: 塗装の劣化
塗装は時間とともに劣化します。
有機質、無機質に関係なくです。
劣化の要素としてよく、酸化などといった言葉を聞きますが
クリア塗装が施された現在は酸化による劣化は多少あるでしょうが
そう簡単に塗装は酸化しません。
酸やアルカリに対しての耐性はあります。
しかし、クリアのないソリッドカラーなどは鉱物系無機顔料が酸化したり
変色したりします。
その逆、有機顔料である赤のカラーは光や熱による色あせが目立ちます。
その為塗料には、退色防止のUV吸収機能を持たせて耐久性を向上させています。
それらを防ぐクリア塗装の機能は高く劣化を抑えるための
重要な皮膜となります。
では、何が原因で劣化するか・・・。
まずは、紫外線、赤外線、可視光線などの光と熱、。
汚染物質が塗装面で酸化し、酸化物の酸性化した成分による劣化、
アルカリ性の汚れの極度なもの、花粉、黄砂、その他の付着物による劣化。
そして、水分の浸透による加水分解。
等となります。
いくら耐候性を持たせたところで、汚れたままの状態や
光線や熱にさらされる時間が長ければ、
その分、劣化は進んでしまいます。
程度な洗車、塗装の代わりに汚れを受ける犠牲皮膜が必要です。
コーティングの役割は重要で、現在の塗装には必要となりました。
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